凶気の桜のレビュー・感想・評価
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窪塚洋介と
日本の為にという、愛国主義を掲げながら、 HIPHOPを爽快に鳴ら...
右も左も
積んである原作を読まなくては…。
変わりゆく渋谷の街
儚い桜
自分に酔った馬鹿が一番怖い
窪塚黄金期の終焉
強すぎる愛国心が故に暴力を正義とし、渋谷を拠点に腐敗した若者を次々と粛清して行く山口らネオトージョーの3人と右翼系の暴力団とそのお抱えの殺し屋を中心に描く社会派バイオレンスムービー。
テアトル新宿にて行われた窪塚洋介ご本人登壇のオールナイト3本上映の2本目にて初鑑賞。
窪塚洋介の黄金期の終焉的作品だと個人的には感じていたがなかなか手を出さずにいた。
もちろん今の窪塚洋介も素晴らしいのは言うまでもないがこの作品をきっかけに一時俳優業の最前から遠ざかってしまった感は否めないと感じる。
残念ながら正直にいうと右翼左翼の思想等を理解していない上に眠気も相まって笑、相当の雰囲気映画に見えてしまった。
窪塚洋介と江口洋介の演技は文句無しだがストーリー性が薄く展開についていけなかった。
山口と市川の決別、ネオトージョーの3人と暴力団と三郎ら3人の対比的構図等面白い作りになっていたが大事なとこ寝てしまったのであまり覚えておらず笑。
監督の方がIWGPやケイゾク、トリックなどの堤幸彦傑作ドラマシリーズにてタイトルパックを担当していたそうでどことなくその雰囲気は通ずるものがあるかなと感じた。
冒頭の山口の便所シーンはもしかしてIWGPの1話冒頭のマコトの便所シーンのオマージュだったりするのかなと少しニヤニヤしながら考えたりとかして多分自分キモかった笑。
愛国心
10代の頃見てよくわからないしあんまり好きじゃない…と思ったのですが(当時女はGO派男は凶気の桜派というわかりやすい別れ方をしてましたw)
歳を重ねたら見方が変わることはよくあるので今ならわかるかもと思って最近になってまた観てみました。
私は別に右とか左はどうでもいいのですが愛国心はもちろんあります。
自分が好き家族が好き恋人が好き友達が好き
それと同じように生まれ育った国が好き。
ごくごく自然なことだと思います。
でもこれは最近になって気付いたこと。
10代の何も知らない子供の私にはこのお話はわかるはずがなかったんだなと思いました。w
でも山口達の年齢を超えたであろう今もやっぱり彼らの気持ちはわかりません。
結局彼らもただの子供で奪還、強制、排泄はイキがったエゴにすぎないし
あれじゃ悪い大人達に利用されてしまうのも頷ける気がします。
ただやっぱり渦中にいると見えないことが多いのはどんなことでも同じ。
大人はそんなに大人じゃないし子供はそんなに子供じゃない。
でも長く生きた人生経験がものをいうときも多々あって結局手の平で転がされてたり。
古くは小さいときに大人がわざとゲームに負けてくれてたところから、子供は大人に騙され(語弊があるけどw)て見通されながら大人になっていって。
横道に逸れましたが渦中にいる時に客観視するのはなかなかできないってことを言いたかっただけです。w
信念を信じる自分と冷静な自分はどんな時も両方持ち合わせていれるようになりたいけどそもそも自分は1人しかいないんだから難しいですよね。
若さというパワーが有り余ってる子供にはそんな頭を使う自分なんて必要ないと思うしバカでいいと思うんです。
心の底からバカになるって大人にはなかなかできない才能だから。
そのエネルギーが間違った方向に向かう時もあるのは当然なので、その時大人が軌道修正してあげるべきなのに
この映画の大人達は転落するように手をひっぱってしまう。
ああはなりたくないものです。
話としては一般になじみがない話んだからもう少しわかりやすくして欲しいなという昔とかわらない感想ですw
キングギドラ、普段全く聞かないけどこの作品にはこれでもかというくらいマッチしててちょっと上がりますw
とりあえず高橋マリコちゃんが可愛すぎた。
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