劇場公開日 2002年9月14日

千年女優のレビュー・感想・評価

全100件中、21~40件目を表示

4.0平沢進を知った映画

2024年1月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

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ツネ

4.5過去と現在、映画と現実を自在に行き来し、アニメならではの自在な表現で描かれる、名女優の大恋愛の年代記​

2024年1月28日
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鑑賞方法:映画館

今 敏監督作品 リバイバル上映企画 第2弾!
23年の時を越えて銀幕に甦る!

映像製作会社社長・立花源也は、かつて一世を風靡した大女優・藤原千代子の半生を振り返るドキュメンタリー制作を依頼された。
千代子の大ファンだった立花は若いカメラマンとともに、30年前、人気絶頂の中で姿を消したままだった千代子の屋敷へ向かった。

ドキュメンタリー撮影で再現される、千代子の過去の出来事を、社長とカメラマンが追体験していき、時代と場所を自由に行き来する展開、撮影した映画のシーンと過去の現実に起きた場面が錯綜する構成が面白く、その映像もアニメならではの表現といえます。
映画作品は遂にSFとなるのも面白い。
名女優の大恋愛の年代記​をアニメ映画で作ったのが凄い。​​
最後の千代子の言葉が印象的です!

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ITOYA

4.0初めて見る形の映画でした。

2024年1月28日
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楽しい

興奮

難しい

最初は年老いた有名女優のところへ零細映像制作会社のおっさん社長(と若い助手)がインタビューに行き、これまでの人生を回想してもらうという流れでした。そのまま回想に入り、その中で彼女の人生を追っていく作品・・・と思いました。

しかし、途中から様子が違います。彼女の回想ではなく、映画の作品で彼女が演じたシーンなのです。戦国時代、京の都、その中で映画・現実のスタジオ・映画・現実世界・映画・現実世界と行ったり来たりを繰り返して、途中から「この体験は映画で得たものなのか、彼女の妄想なのか」といよいよわからなくなってきます。

ストーリーとしては「鍵の君」を追いかける女性という感じですが、「鍵の君」の顔がどうにもはっきりしない。ぼんやりとした感じ。なので彼女の思い出も鮮明じゃない。彼が映るところだけぼんやりと暗いです。

途中の地震も気になりました。平成初期の作品なので、阪神淡路からそう時間が経っていないかと思いますが、地震が起きることは何を意味するのか・・・夢や映像に行ってしまう意識を現実に引き戻しているのかなあと書いていて思いました。

好き勝手書いてすみませんでした。今敏監督の作品、面白かったです。

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ヤモリ映画

2.0やっぱり飛躍しないね

2024年1月28日
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鑑賞方法:映画館

単純

回想する女優よりもその女優の過去を知っているときもあるファンのインタビュアーが合いの手をいれながら女優が出演した映画やその時代と誰の妄想とも判別できない虚構が入り乱れて女優の初恋の男性を追う物語です。

『パプリカ』もそうだけどこの監督の映画は飛躍がない。最初の15分で物語の骨格が判明した後は変奏の繰り返し。『パプリカ』がそのビジュアルの斬新さに対して物語が繰り返しが多く展開しなくてイマイチだと思った方は同じ類の映画を観ることになると思ってください。

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ジャパニーズ先住民

3.5実写映画で観てみたいなー。

2024年1月27日
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鑑賞方法:映画館

アニメに詳しくないので、2001年の上映時は、全く存じ上げなくて、
今回、平沢進さんが音楽というところが気になって足を運びました。

老齢となった昭和の大女優・藤原千代の語りからの、
現実と主演映画のエピソードが混ざり合ってひとつになって、
どっち?どっち??って思っているうちに、がっつりと引き込まれ、
なんだかフワフワした気分で、心地良かったんですよね…。
それで、すごく感動した!という感じでもなく、
でも、心に残っていて、とても不思議な作品。

儚そうで芯の強い千代子も魅力的だし、
真っ直ぐな立花さんが、良いスパイスで、笑かしてくれるし、
感動もさせてくれて、とてもチャーミングで好きです。

これ、実写版で観たみたい!

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hkr21

3.5無知な自分は,限定上映する意味を知る為に…。

2024年1月27日
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作品の評価が高い事&何故(ナゼ)リバイバル上映してる意味を知る為に、鑑賞してみた。
過去の作品からのファンの方がかなりに大絶賛されてる人をやたらと見受けていたが、
未熟である私的には彼女の自画像を描かれているモノが見付かった場面には、おぉッと!此処(ココ)で恋に発展した意味を感じ取れたのは分かったが…。
設定は面白いと思えた。    取材者である映像制作会社に社長の立花が過去の彼女の大ファンであり,アニメーションでしか現せないその場面に合ったキャラクターで,扮装(フンソウ)して出る面白さはアニメならではの楽しみ方を感じれる事は伝わった気はしたが…。
※無能な私的には未だに本当の面白さを感じ取れる事が出来なかったなぁ〜ʕʘ‿ʘʔ。

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サクちゃん

4.0最後

2024年1月27日
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泣ける

幸せ

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aki

3.5映画館で観られて幸せ

2024年1月27日
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全く知らなかったな
パプリカはお気に入りの映画だったのに
絵 脚本 音楽 編集
とても良かった
監督に合掌

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たつじ911

3.5薄っぺらい

2024年1月26日
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吉泉知彦

3.0恋は盲目。

2024年1月26日
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悲しい

一人の女優が一人の男性を想い追う物語。
ラストのセリフに全てが集約されていました。

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Kei6

3.0恋をする乙女。 ただ男に貢ぐでは手に入らない華のようなものが恐ろし...

tさん
2024年1月26日
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恋をする乙女。

ただ男に貢ぐでは手に入らない華のようなものが恐ろしくもカルマでもあるという、、
地味な作品かなーと思ってたけど面白かったです。
自分だったらあのネチこいお局女優さんにフォーカスしたい。

パーフェクトブルーも見たいなあ

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t

4.5無限の可能性

2024年1月26日
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鑑賞方法:映画館

時限を超えて、空間を超えて。
アニメーションだからこそできる表現。
アニメーションだからこそ活きる物語。
アニメーションに無限の可能性を感じた。

20年も前の作品で、監督はすでに亡くなっているとは!

上映前に飽きるほどアニメの新作の予告を見せられたけど、ファン以外観に行かないだろうってのばかり。
なんとももったいない。

つくづく今敏監督の早逝が惜しまれる。

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大吉

4.5満月の表現が面白い

2024年1月25日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

期間限定上映にて、映画館で観てきました。
年老いた藤原千代子という女優の回想シーンが彼女の演劇とリンクして展開していく内容でした。
謎の男が満月を語るシーンが奥が深いと感じました。謎の男曰く、満月になる前の14日が好きなんだという話だったと思います。何かに夢中になっている時、満月になる前の過程が一番楽しい時間なんだと思います。
時折登場するお婆さんも、もしかしたら千代子の年老いた姿かなと思うと、なかなか奥が深い映画のように感じます。老化する前に人生を楽しもうというメッセージかもしれません。

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ゆきとう

3.0不思議でちょっと惜しい!

2024年1月25日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

不思議な映画だった。映像を観ているだけでも楽しめるような感じがしてワクワクした。しかし、主人公がひたすら追いかける相手の描かれ方が弱い気がした。もっと面白いストーリーにできれば、凄く面白い映画になれたはず。
惜しい映画。

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おむすび

4.0「考えるな感じろ」系映画だろうか?

2024年1月24日
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ずっと目が離せない映画の映画。というか まさに女優の映画。捜し物系映画であり、お届け物映画であり、恋に恋するコケる乙女の純愛物語でもある。年老いた元女優が信憑性が無い過去を語る物語なのに『タイタニック』とは違う印象のアニメ。
今敏監督の劇場アニメの
『PERFECT BLUE』(1997年)
『千年女優』(2001年)
『東京ゴッドファーザーズ』(2003年)
『パプリカ』(2006年)の
たった4本の中の1つで、もう他に見れないのはとても残念。
何でこのタイミング(2024年)で今作が映画館でリバイバルされるのか分からないが、スクリーンで観る大チャンス。なのに鑑賞した上映スクリーン(約80席)では自分1人だけで貸し切り状態だった。

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ナイン・わんわん

4.5円環

2024年1月24日
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以前配信で観ていましたが、リバイバル上映を機に改めて劇場にて。

万華鏡のように場面がくるくる替わり、話を聞いているインタビュアーの2人が目撃しているのが千代子の記憶なのか、出演した映画作品の中なのかわからない虚実が混沌とした世界。
この手法は、「描かれたものが現実感を持ち、魂が吹き込まれる」アニメーションならではの描写(イリュージョン)だなと。
このようなビジュアルはアート性を高く有し、構成もまた観る側が想像力を駆使しなければならず、海外で先行して評価されたのもわかる。
顔のアップに全部セリフで説明する作品に慣れたアニメファンが多い日本で、最初は評価されず、評判になったのは海外の評からの逆輸入的だったのもわかる。

また、老婆の回す糸車のように、因果はくるくる回って円環をなし、追いかける姿が無限に感じるくらい繰り返される。
その円環をうまく繋げるように、効果音も音楽も計算されつくしたように回っていました(故に、映画館のスクリーン&スピーカー環境で観た甲斐はあったと思いました)。

その果てにたどり着く真理が、最後に千代子の口からセリフとなる。
過去に読んだ様々なレビューに「最後のセリフでずっこける」みたいな評が多かったのですが、(知っていたこと以上に)観直してむしろすとんと腑に落ちました。
純愛に見せておきながら、実はかなり早い段階で本人がそれに気づいていた節がある描写だったように思えたからです。

常に、何かを(誰かを)追いかけている自分自身を好きであり続ける、永遠の子どもな部分(少女性)。
それはまた、千代子を追い続けていた立花の青年の日の恋心とも重なって、円環を成す。

過去の様々な邦画へのリスペクト満載なオマージュも、映画というものの円環でもあったような。

上手い演出・構成だなと、改めてしみじみ。
今更に、今 敏監督が若くして亡くなったことが惜しまれました。

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コージィ日本犬

5.0「大人の」アニメとしては十分楽しめる

2024年1月23日
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今年36本目(合計1,128本目/今月(2024年1月度)36本目)。

アニメ作品についてはあまり書かないほうなのですが、見てよかったので。
このアニメ作品はかなり前のもので、何かのキャンペーンかで2週間?限定で放映されているようです(1日6放映とか普通にある)。

アニメ作品なのでお子さんがみても…「形式的に」楽しむことはできますが、この「アニメ」タッチの作品の真のターゲットはやはり大人なのではないのかな、と思います。

 「史実として」みたとき、作内で描かれる明治・大正・昭和時代の描写がどの程度正しいのかはわかりませんでしたが、少なくとも変な描写にはなっていないので、この点は少なくともどこかのチェックは受けられたのだろうと思います。

 古い作品がこのようにリバイバル上映として流れるのはとても良いことだし、それは「良い作品は何度でも流されてみるチャンスがある」ということでもあり、またそのような機会が実際に存在するのがこの例であり、多くの方に(趣旨的に、日本に適法に在住している外国人の方も。日本語学習で、明治や大正時代のことはならないと思うので)見て欲しいなといったところです。

 ただ、過去作品だけあっていわゆる「グッズもの」がなかった(私がいった映画館がそうだったのかな?)のが残念でした。

 特に採点上気になる点までないので、フルスコアにしています。

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yukispica

4.0恋もキャリアも突っ走れ!

2024年1月23日
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パーフェクトブルーに続き話題の今敏監督作品
現実と回想、更に時間軸がごちゃまぜになる不思議な感じは似ていると感じた 絶望🔁希望は大女優の波乱万丈な人生を、出演作品に人生オーバーラップする様も面白い描き方 一目惚れのシーン、何かと地震が起こるのはすずめの戸締りもこの作品を踏襲か?と思ってしまった 最後の意外なセリフも人生ってそういうものかな?と妙に納得した

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ゆう

4.0すごいアニメーション映画だ…。

2024年1月22日
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ゆめ

4.5また、あの人を追いかけて

2024年1月22日
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uz