釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪!のレビュー・感想・評価
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釣りの成果はアナゴ、サクラマス、ブリ、マダイ
舞台となる富山県は本木監督の故郷。老舗製薬メーカーの会長から美術館建設の発注を得たハマちゃんだが、鈴木京香演じるミス鈴木建設こと桂を巻き込む大騒動になってしまう。
悪代官をほうふつさせる圧倒的な存在感を放つ丹波哲郎が、嬉々とした表情でワンマン会長を演じているのが特筆すべきポイント。
その豪快さがハマちゃんとの息もぴったりで、シリーズのなかでも爆笑度の高い作品になった。
● 公開日:2002年8月10日
● ロケ地:富山県
● ゲスト:鈴木京香、小澤征悦、丹波哲郎
● 釣りの成果:アナゴ、サクラマス、ブリ、マダイ
● 監督:本木克英
【”大霊界、丹波哲郎登場の巻。そして、目出鯛!”今作は相変わらずのドタバタ劇であるが、鈴木京香さんの美しさにヤラレル作品である。富山の海山の風景も変わらずに美しいなあ。】
ー いやあ、ビックリである。何がって?美術館の設計担当のキリヤマを演じた鈴木京香さんである。今と変わらないじゃない、ビックリ!凄いなあ。不老の方だなあ・・。-
■浜ちゃんの釣り仲間の富山の老舗薬問屋の会長(丹波哲郎)から美術館建設という大きな仕事を取ってきたハマちゃん。
ところがその会長が変わり者でヘンテコリンな霊界みたいなデザインをめぐって、設計担当のキリヤマは”こんな変なデザインは駄目です!”と言ってスーさんに直訴する。
建築物は100年後に真価が問われるというスーさんも賛成し、浜ちゃんとキリヤマが会長の元に行くのであーる。
◆感想
・他のレビューでも書いたが、このシリーズや寅さんシリーズの後半になると、オイラがチビッ子の頃の俳優さんが出演していて嬉しい。今作だと、杉浦直樹さんかな。
・今回は珍しく、浜ちゃんの営業が上手くいかなくって、彼は窮地に立たされるのだが、それにしても、仙台出身の鈴木京香さんの不老の人っぷりにはビックリする。だって、この作品今から20年以上前の作品だよ。今年の正月に観た映画と変わらないじゃん‼吃驚!
・後は、今は重厚な役が多い小澤征悦さんのお若い時の姿も観れて、嬉しいっす。スンゴイ良い男じゃん。お似合いだよね。
<今作は、相変わらずのドタバタ劇であるが、鈴木京香さんの美しさにヤラレル作品なのである。あ、ストーリーにあんまり触れてないや。じゃーね!>
富山はブリ
ゲストが豪華になってきましたね。中身はやや飽きてきてます。1番面白...
富山のいいところが詰まっています。
安心して見られる明るい喜劇
総合:65点
ストーリー: 65
キャスト: 75
演出: 70
ビジュアル: 70
音楽: 65
原作はいくらか読んだことがあったが、映画は初めて見た。西田敏行の人当りの良さといい加減さが原作の主人公の良さをきっちり引き出していて好感が持てた。釣りばかりやっていて仕事などしていないくせに、結局は釣りと人当りの良さで人とは違う角度からしっかり仕事をこなしてくる。無理して釣りで接待をしているのではなく、本人が心から楽しんでいるから雰囲気が明るい。この雰囲気ならばシリーズが長く続いたのも納得できる。またいい加減さが招く危機でもやはり明るくて緩い雰囲気で安心できる。特別に素晴らしい物語ではないけれど、気軽に見られていいのではないだろうか。
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