森の学校のレビュー・感想・評価
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古き良き
三浦春馬くんが、常と変わらず一所懸命で役作りにとても丁寧。溌剌とした少年だった。両親が一目で真面目、穏やかさを醸す篠田三郎と神崎愛。憲兵の息子とのトラブルの際、父親が雅雄を認めるシーンで篠田三郎に納得。神崎愛もほんわか良妻賢母で雅雄が、「おかあちゃ~ん。」て抱きつきたくなるのがわかる。生き物をたくさん殺したと、雅雄が道雄に終わり頃言うが、生き物には申し訳ないが、それで生と死を理解して命を大切にすることを学ぶと思う。色々な考えがあると思うが、地域の大人が悪い事をした子供を叱るのが当たり前の時代はいいと思う。18年前だが、あれだけのレンゲ畑がうらやましかった。私の地域も昔はあったが今は全くない。今のいいところもたくさんあるが、昔のいいところも思い出せる作品かな。
日本の宝物のような映画
劇場上映にご尽力くださいましたたくさんの方々にお礼申し上げます。
ありがとうございました。
見られて本当に良かった。
日本の宝物みたいな噂以上の傑作でした。
昭和10年代の丹波篠山、大自然の中で成長していく少年マトを子役時代の三浦春馬さんが伸び伸びと演じています。
瞬きするのも惜しいくらいスクリーンに目が釘付けでした。
マトを通して命への向き合い方、親との関わり方、兄弟の絆、友情、先生との関係、個性のとらえ方…など、人として忘れてはいけない大切なことを教えてもらった気がします。
私も田舎で育ったので、忘れかけていた故郷や大切な人たちを思い出して胸がいっぱいになりました。
河合雅雄さんの『少年動物誌』をぜひ読んでみたい。
三浦春馬さんはやはり子どもの頃から類稀な存在でしたね。
美しく澄んだ真っ直ぐな瞳。
マトとして実在するかのような自然な演技。
くるくる変わる豊かな表情。
どんなに絶賛しても足りません。
本作を宝物にしたい気持ちです。
また上映してくださる日が来ますように。
ありがとう。お疲れ様。
ここからは、戯言
というか願望…
実は去年から現実を受け止めきれず出演作を観られずにいました。
一念発起して本作を鑑賞したことで願望がよぎりました。
〝ミュージアム〟があればいいのにと。
そこに行けばいつでも見られる(会える)ような場所。
そこには映画館もあって作品が上映されてるみたいな場所。
もし、そんな場所ができたら清掃スタッフとして働かせてもらおう。
…この映画のおかげで1つ夢ができました。
戯言です。すみませんm(_ _)m
リアルタイムで見ていなかったことが悔いられる作品です
いわゆる春友の一人です、昨年の7月以来三浦春馬さんの作品を追いかけ、ほとんどを鑑賞させていただき、森の学校は土浦セントラルシネマズさんが、森の学校の初演のスタートをした映画館という事で西垣監督さんのご協力をいただき放映され始めて鑑賞させていただきました。
今のゲーム漬けの子供たちには経験出来ない自然の中での子供たちの遊びや、学校での体験・ビンタをされる・バケツを持って立たされるという説明が必要(昭和二けたの自分は理解)なことも多いでしょうが、命の大切さ(人も、動物も含めた)や、家族や友人との絆等子供たちばかりではなく大人が学ばせられる内容になっている素晴らしい映画、西垣監督さんは子供たちと一緒に観て欲しいとの事でしたがまさにそうだと思います。
何度も見たい映画です。
春馬さんをきっかけに見た映画です。先日三度めの鑑賞を終えました。
春馬さんの演技が素晴らしいのは言うまでもなく、子供たちの演技、存在感。
それを取り巻く自然や大人たちの在り方のすべてが見事に表現されています。
この映画では、きっと子供たちは演じてるというより撮影自体をとても楽しんだのでは無いかと思います。小さいときはやんちゃで負けず嫌いだったという春馬さんの素顔も投影されていると感じます。
昔は近所の大人もちゃんとよその子供でも叱ってくれて、でも優しくて。
そういう部分も表現されていて癒されます。
また、子供たちの素朴な愛称がとても可愛いのです。
マト、ミト、ハーチャン、イーチャン、彦やんetc. そうそう、昔は今よりも愛称で呼びあうことが多く、その分、人と人の心の距離も近かったのでしょうね。
この映画が好きすぎて、去年の段階でロケ地めぐりもしました。
台風のあと、お父さんとマトが話をした弁天橋のたもと、祭りのあった春日神社など。
時を超えても雄大な自然と美しい風景はかわりなく、私達を包んでくれます。
コロナが落ち着いたらひとこまずつ、照らし合わせるように現地を楽しみたいです。
春馬さん。
この映画を撮るにあたって、茨城から遠く丹波篠山まで来て心細く無かったのか心配していたのですが、父親のように慕った村木さんが一緒だったことが分かり今更ながら心が温まりました。
また、同じ年頃の子役さんがたくさん居て、きっと楽しかったよね、春馬さん。
この映画は円盤化されないと聞きました。
最初は、映画館に足を運べない人も居るのに、と残念に思っていました。
でも、今はいつでも見ることが出来るからとラックの中でホコリをかぶってほしくない作品だと強く思います。そのためには、一刻も早いコロナの終息と、全国的・定期的な上映がなされることを願ってやみません。
温かい家庭、豊かな自然のなかで子どもは育つ
昭和10年代の丹波篠山、雅雄少年は腕白で自然のなかで生き生きしている。病気で思いどおりにならない悔しさや、祖母に謝れなかった無念さなど台詞のない時の表情は秀逸で、美代子への笑顔も優しい。ヒバリのさえずりや蛙の鳴き声はいつから聴いていないだろう?子供のころを思い出した。赤とんぼは飛んでいたし、川に魚は泳いでいた。子供は自然のなかで逞しく育つし、自然と対峙し自然な感情も生まれる。自分を見守ってくれる両親や祖母、いっしょにいてくれる兄弟、友だち、18年前の映画を今観ても心に響く。『森の学校』を観る機会を作ってくれた春馬君ファンの皆さんに感謝する。
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