森の学校のレビュー・感想・評価
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少年動物誌の映画化、ではない
少年動物誌が原作ではありますが、映画化ではありません。言ってみれば昭和少年誌であり、「少年動物誌」が好きな人にはオススメしません。
「少年動物誌」が大好きで、それを原作にした映画ということで見てきました。「少年動物誌」の良さは、昭和初期の里山を舞台にした懐かしい雰囲気と、少年の瑞々しい感性で生き物と向き合うワクワク感や罪悪感への共感だと思っています。この「生き物と向き合う」がすごく大事な要素で、中心に少年と生き物の関係があって、他の人たちはそのオマケ。が、この映画は少年と家族を中心にした昭和のハートフルストーリーであり、生き物は少年の個性を出すためのオマケ。エピソードは散りばめられていますが、動物への掘り下げは薄い…と言うかほぼない。少年動物誌の内容を、動物に興味のない大人の目線で作ったらこうなるんだろうなぁ、と言う感じ。
戦争映画の前フリに描かれる昭和初期の平和な家族の日常、あるいはトトロの出てこないとなりのトトロ、みたいな雰囲気です。昭和のノスタルジーと家族のハートフルストーリーが見たい方には良いと思いますが、私が見たいのはそれじゃなかった。
三浦春馬の演技は素晴らしかった。合掌。
なんだか懐かしい映像
2002年公開映画だけどドリパスで再上映しているらしい
この映画はやんちゃだけど病気がちな少年が人の心のわかる立派なガキ大将に成長していくってお話
昭和10年代のお話なんだけど私ど田舎育ちなものでやってる遊びが非常に懐かしく思えました
蛙や魚捕まえたり、木に登ったり、道端の花の蜜吸ったり、近所の肥溜めで度胸試ししたり、隣家の果物をそこの息子と勝手に食べて怒られたり…
一応テレビゲームはあったんですけどね笑
このお話子供中心の視点なんだけど
おばあちゃん、お父ちゃん、お母ちゃんが凄くよかった
優しくて強くてあたたかい
そんな感じに溢れていた
特に心に残ったところ
おばあちゃんの病気をもっていく発言
お父ちゃんがおばあちゃんを自転車で送っていくところ
立派で強かったお父ちゃんが流した涙
こっちも涙が出ました
驚いた事
魅力ある子役だなと思ったら2002年の三浦春馬だった事
何が良いと言われると困るんだけど
なんか良かった
そんな映画
ほぼ劇場公開のみで幻の映画と呼ばれているらしい本作
観られてよかったです
最後に一言
お爺ちゃんお婆ちゃん両親を大切にね
ところでドリパスって何?
自然が先生、みんなが優しい
ぴょんた
‥そうだったらいいなー!
原作者の河合雅雄さんの弟は心理学者の河合隼雄さんです。
この方の著書で子育てのピンチを何度も救われてきました。
三浦春馬さんが主人公で河合兄弟の幼少期に登場するとあっては、
ドリパスのチケット争奪戦に挑まずにはいられませんでした。
苦労しましたが、素晴らしい時間が待っていました。
「春馬君は期待以上の演技をしてくれました‥」
西垣吉春監督がお話しされてるとおり子どもらしく見事です!
まるで我が子の愛しさにも似て、心を支配されてしまいます。(要注意)
しかしながら人生の彩りになり得る‘支配’は、なんとも心地良いのです。
かつて三浦春馬さんがテレビ番組で、子ども時代のエピソードなどを
語っていました。自然界の動物と戯れたこと、また大人になってからは
農業をしたかったことなどです。
「森の学校」の舞台は丹波篠山(ささやま)で、たくさんの動物が登場し、
森や川や田畑が広がる「日本昔ばなし」のような自然豊かな所です。
もしや…春馬少年は撮影の合間に遊んだことが楽しい思い出として
残っていたのでは? そうであってほしいなー!そうだったらいいなー!
昭和10年代初期が背景。体罰描写には目をそむけたくなるでしょうが、
原作に基づいた作品ですので、子どもさんには事前フォローを。
『多くの劇場で、多くの人が観られる日がきますように!!』 (編集済み)
日本人の善くない傾向…(その張本人が亡くなると,今現在の注目の人のように話題にならないかい⁉︎)
今の子供たちにも見て欲しい
素晴らしい
今よりも心豊かな時代の子どもたち
春馬くんを観たくて行きました。
ストーリーが進むにつれて、
里山の四季折々の風景や、
様々な動物たちの愛しさ、
人々の暮らしぶりに引き込まれて、
とても満たされた気持ちになりました。
主役をいきいきと演じる少年時代の春馬くんの姿も、
ずっと色褪せることはないでしょう。
良かったホント
かわいい
日本らしい映画
輝くこどもたち、そして春馬くん。
めったに観られない、待ちに待った映画でした。片道2時間以上かけて遠方の映画館に行き、2回続けて観ました。昭和10年代の風景、暮らしそのもの。その中で子どもたちが輝いていました。自然の中で、仲間と遊びながら成長していく姿、題名の意味がよくわかりました。そして、子どもたちを見守る家族や地域の人々。観終わってすがすがしい気持ちになりました。教育の原点をそっと教えてもらった気がします。
三浦春馬さん、やはり素晴らしかったです。表情が豊かで、現代っ子なのに、あの時代のこどもになりきっていました。おばあさんとのエピソードに涙し、お父さんに抱きついて泣く場面では、彼は実のお父さんと生き別れている事情を知っているので、どんな気持ちで演じていたのかと余分なことを思いましたが、彼は幼くても役者。彼の泣き顔に引き込まれました。
もう一度観たい、そして多くの人に観てもらいたい映画です。
目が離せない!
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