「‥そうだったらいいなー!」森の学校 y.sさんの映画レビュー(感想・評価)
‥そうだったらいいなー!
原作者の河合雅雄さんの弟は心理学者の河合隼雄さんです。
この方の著書で子育てのピンチを何度も救われてきました。
三浦春馬さんが主人公で河合兄弟の幼少期に登場するとあっては、
ドリパスのチケット争奪戦に挑まずにはいられませんでした。
苦労しましたが、素晴らしい時間が待っていました。
「春馬君は期待以上の演技をしてくれました‥」
西垣吉春監督がお話しされてるとおり子どもらしく見事です!
まるで我が子の愛しさにも似て、心を支配されてしまいます。(要注意)
しかしながら人生の彩りになり得る‘支配’は、なんとも心地良いのです。
かつて三浦春馬さんがテレビ番組で、子ども時代のエピソードなどを
語っていました。自然界の動物と戯れたこと、また大人になってからは
農業をしたかったことなどです。
「森の学校」の舞台は丹波篠山(ささやま)で、たくさんの動物が登場し、
森や川や田畑が広がる「日本昔ばなし」のような自然豊かな所です。
もしや…春馬少年は撮影の合間に遊んだことが楽しい思い出として
残っていたのでは? そうであってほしいなー!そうだったらいいなー!
昭和10年代初期が背景。体罰描写には目をそむけたくなるでしょうが、
原作に基づいた作品ですので、子どもさんには事前フォローを。
『多くの劇場で、多くの人が観られる日がきますように!!』 (編集済み)
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