劇場公開日 2002年7月20日

「子供達主役の大作」森の学校 amycinemaさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5子供達主役の大作

2020年12月25日
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ドリパスで映画館上映が決まり見に行って来ました。

2002年に昭和10年代を舞台にした作品
子供達にとってとても過酷な撮影だった事が分かる。
命の大切さを問う映画だが、祖母が無くなるまでに冒頭から虐待のシーン、後半にもしつけと称した懲罰のシーンがありこの作品が厚生労働省推薦そして12カ国に配信されている事に大変時代遅れに感じる。

パンフレットには懲罰、それを見守る父親-感動的なシーンだ
と言い放つコメントがありどれだけ古い考えの作品かよく分かる。

2000年代にこの自然豊かな作品を作るために用意された動物、虫たち。動物を扱う映画づくりはどれだけ残酷な事かはとうの昔に終わったと思っていたが…

子役たちの才能豊かさを観るには素晴らしく特に主演の三浦春馬の才能には驚かされる。
とくに涙を流すシーンはこれほどに表現豊かに演じている事に驚きしかない。
子供が主役の作品としては大作といえる。
また子供達の動物好きはこの作品では得られるものがあっただろうと思う

amycinema