新・仁義の墓場

劇場公開日:

解説

実在したヤクザ・石川力夫の半生を描いた「仁義の墓場」(深作欣二監督作)の舞台を現代に置き換え、リメイクしたバイオレンス・ドラマ。監督は「荒ぶる魂たち」の三池崇史。藤田五郎による原作を、「荒ぶる魂たち」の武知鎮典が脚色。撮影監督に「SEOUL」の山本英夫があたっている。主演は「犬、走る DOG RACE」の岸谷五朗。スーパー16ミリからのブローアップ。

2002年製作/131分/R15+/日本
配給:大映
劇場公開日:2002年6月22日

ストーリー

新宿の沢田一家総長・沢田忍の命を助けたことから、その直若として盃を受けた石松陸夫。彼は、総長の寵愛と生来の度胸を武器に組織での地位を確立していくが、ある日、内縁の妻・智恵子に店を持たせる為に申し出た借金の話を沢田に無視されたと勘違い。逆ギレして、沢田に銃で怪我を負わせる。こうして、一転して組織や警察に追われる身となった陸夫。逃亡生活の中でいつしかヘロインに溺れ常軌を逸した彼は、自分を匿ってくれていた兄弟分・今村を殺害。智恵子をもヘロイン中毒で失い、遂に行き場を失くし事務所に立て籠もるのだが、かつての舎弟である吉川によって撃たれてしまう。その後、一命を取り留め服役した陸夫は、刑務官の隙を見て屋上からダイヴ。30年のバカ騒ぎ人生に自ら幕を引くのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
脚色
武知鎮典
原作
藤田五郎
企画統括
武内健
瀬戸恒雄
企画
武知鎮典
松島富士雄
製作
黒澤満
土川勉
統括プロデューサー
増田欣宏
プロデューサー
前田茂司
横山和幸
撮影監督
山本英夫
美術
松宮敏之
装飾
尾関龍生
極並浩史
音楽
遠藤浩二
録音
佐藤幸哉
整音
林基継
音響効果
小川広美
編集
島村泰司
衣裳デザイン
加藤和考
衣裳
堀田都志子
若井律子
ラインプロデューサー
大越仁喜
アシスタントプロデューサー
甲斐路章
制作担当
山邊博文
助監督
加藤文明
スチール
池田岳史
特殊効果
鳴海聡
船橋誠
久保田勝巳
全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

5.0人生大笑い、男石松。狂い咲き!

2024年2月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

泣ける

悲しい

興奮

不器用、不器用、また不器用。男は松ならぬ、男は石松。松は松でも石クズで悪いか?そんな半世紀近く生きてきても今だに心に残り続ける良い意味悪い意味含めて、これが男の生き様だ!という映画でございます。多様性の時代?フェミニズムやらアンタイフェミニズムやら、カタカナ表記の主義だらけ、SDGsという民衆のアヘンが蔓延する現代に男石松、おひけえなすっておひけえなすって。イカロスのように思いは空高く太陽へ向かって飛び降りた人生大笑い。至極に逸品でございます。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
りょう(映画2000本は視聴)

5.0日本版キングコング

2023年7月26日
iPhoneアプリから投稿

岸谷五朗さん男前✨❕

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ミスター

5.0狂気に堕ちていく

2019年1月21日
Androidアプリから投稿

掛け違えたボタンはもう直せない。
たった一つのボタン。たった一つの過ち。
そこから人が狂い、地獄に落ちていく様相が凄まじい。見ていて切なくなるほどに。

とにかく岸谷五郎の演技が凄い。まさに狂気の名演技。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
カミムラ

3.5階段で滑り落ちるシーンでは大笑いしてしまった。

2016年7月15日
iPhoneアプリから投稿

階段で滑り落ちるシーンでは大笑いしてしまった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
勘市
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る

他のユーザーは「新・仁義の墓場」以外にこんな作品をCheck-inしています。