ピストルオペラ
劇場公開日:2001年10月27日
解説
殺し屋組織の内部抗争に巻き込まれた女殺し屋の戦いを、独特のセンスで描くフィルム・ノワール。監督は「結婚/陣内・原田御両家篇」の鈴木清順。脚本は「AVALON」の伊藤和典。撮影を「月」の前田米造が担当している。主演は「恋は舞い降りた。」の江角マキコ。第58回ヴェネチア国際映画祭特別招待作品。
2001年製作/112分/日本
配給:松竹
劇場公開日:2001年10月27日
ストーリー
謎の殺し屋組織ギルドの番付ナンバー2昼行灯の萬が殺された。同じ頃、ピストルが恋人だと言うナンバー3の野良猫の元に、ギルドのエージェントである上京小夜子から仕事の依頼が入った。ところが野良猫は、何かの手違いからギルドの殺し屋生活指導の先生を撃ち殺すことになってしまう。戸惑う彼女に、「ふたりのうちどちらかを消すのが本来の目的ではなかったのか?」と助言するかつてのチャンプ・花田。ギルド内部は今、揺れているらしい。それから数日後、野良猫は上京に殺し屋ナンバー1で、ギルド内部を揺るがしている百眼の殺しを依頼される。クライアントはギルド自身。しかし、百眼の正体を誰も知らない。初めはその依頼を断る野良猫。だが、他のシングル・ランカーが次々に百眼に消されていく事態に、遂に彼女はその依頼を受けることを決意する。ところが、野良猫が仕留めた百眼だと名乗る男は別人だった。実は、百眼とは上京であり、全ては彼女が自らの引退の花道を華々しく飾る為に、自分を殺してくれる最強の殺し屋を求めて、殺し屋たちを戦わせていたゲームだったのだ。それを知った野良猫は、世界恐怖博覧会2の会場で上京と華麗な銃撃戦を展開し、見事、彼女を仕留めることに成功する。だが、そうして番付ナンバー1に輝いた野良猫をチャンプの座に返り咲こうと目論む花田の銃弾が襲った。しかし、野良猫は花田の眼前でナンバー1である自らの手でナンバー1である自らの命を奪うのであった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- 鈴木清順
- 特撮
- 樋口真嗣
- 脚本
- 伊藤和典
- 脚本協力
- 具留八介
- 橋本以蔵
- 久保直樹
- 猪爪慎一
- 製作総指揮
- 小澤俊晴
- 宮島秀司
- 石川博
- 菅原章
- 製作代表
- 岸田卓郎
- 迫本淳一
- 石川富康
- 宮川鑛一
- 小岐須直俊
- プロデューサー
- 小椋悟
- 片嶋一貴
- 撮影
- 前田米造
- 美術監督
- 木村威夫
- 美術
- 安宅紀史
- 音楽ディレクター
- 植村尚太
- 手島正文
- 音楽
- こだま和文
- 音楽プロデューサー
- 豊島直己
- 薮下晃正
- 主題歌
- こだま和文
- エゴラッピン
- 同時録音
- 臼井勝
- 整音
- 東京テレビセンター
- 音響
- 岩浪美和
- 音響効果
- 神保大介
- 照明
- 矢部一男
- 編集
- 鈴木晄
- 衣裳
- 長町佳奈子
- アソシエイト・プロデューサー
- 関根康
- 深田誠剛
- 菅沢正浩
- 神田裕司
- アシスタント・プロデューサー
- 田村健一
- 田中誠
- 田中美奈子
- 宮川健治
- 助監督
- 井原眞治
- スクリプター
- 内田絢子
- スチール
- 本多晃子
- 特殊造型
- 原口智生
- 山田陽
- 音楽協力
- 今佳昭
- 喜多真一
- 山下淳
- 選曲協力
- 鈴木潤一郎
-
皆月美有樹江角マキコ
-
上京小夜子山口小夜子
-
少女・小夜子韓英恵
-
花田五郎平幹二朗
-
黒い服の男永瀬正敏
-
りん樹木希林
-
折口静香加藤治子
-
東京駅の男沢田研二
-
白人の男ヤンB・ワウドストラ
-
車椅子の男渡辺博光
-
情報屋の男加藤善博
-
女剣劇の役者柴田理恵
-
演芸場で殺される男青木富夫
-
ターゲットの女小杉亜友美
-
若い男上野潤
-
ダンスホールの男乾朔太郎
-
殺し屋No.7田中要次
-
殺し屋No.6三原康可
-
殺し屋No.9森下能幸
-
殺し屋No.8加藤照男
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ボディガード木村慶太
-
ボディガード鈴木康介
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明石町の女藤井かほり
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和服の男上野昂志
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トビ職人城戸光晴
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トビ職人原田悦嗣
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宅配便屋鈴木重男
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尼僧茂木香
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尼僧瀬戸口里絵
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亡霊成田裕介
-
亡霊阿部能丸
-
亡霊高橋洋
-
亡霊島田元
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剣劇の役者東大路昌弘
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剣劇の役者森田優一
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剣劇の役者西山隆行
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ダンサーシンゴ&アスカ ダンシングチーム
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白ぬりの男サルヴァニラ
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拳銃の声神田裕司