映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲のレビュー・感想・評価

全78件中、21~40件目を表示

4.5大人が働かなくって子供に戻る

2021年5月16日
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おおたくん

4.0【”ノスタルジーに浸り過ぎていては、未来は無いよ!”コンセプトが面白きアニメーション映画。懐かしきフォークソングの数々も沁みます・・。】

2021年3月9日
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知的

難しい

幸せ

■感想
 ・21世紀の日本を憂う、ケンとチャコが率いる”イエスタデイ、ワンスモア”が行った”20世紀の匂いをオトナ達に振りまき・・”と言うコンセプトが秀逸である。

 ・どこか、冷めたケンとチャコの姿も”未来に絶望しているから”虚無感が漂っている。

 ・冒頭から登場する、昭和の香りのするキャラクター達。ゴモラに似た怪獣・・。ひろしSUN(軽く脱力・・)。

 ・”内の世界”と、”外の世界”という概念。

 ・ひろしを元に戻す足の臭さ・・。軽く脱力しそうになるが、キチンと仕事して、生活しているから発する匂いなのである。

 ・しんちゃんが叫ぶ”オラ、大人になりたいから・・”と言う言葉。

 ・ひろしがケンとチャコに言う、”家族のある生活をアンタタチにも分けてあげたいぜ!”と言う言葉。

<中盤までは、コンセプトの面白さを楽しみ、後半は随所で沁みてしまった作品。
 「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズが大ヒットしたのは、”イエスタデイ、ワンスモア”の心が、オトナ達に色濃く残っているからであろうと思った作品でもある。>

■補足
 ・ケンは”トヨタ2000GT”を愛車にしている。心根は、良い男なのだろう・・。

 ・エンドロールで、京都アニメーションの方々が多数、今作に関わっていた事が分かった。
 若きアニメーターの未来を奪った卑劣な男に、未来が無いのは当然である。

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NOBU

3.5あの頃はよかったなぁ〜

2021年3月4日
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笑える

幸せ

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かつ

4.0生きるのが楽しくなる傑作

2021年2月19日
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笑える

悲しい

怖い

クレヨンしんちゃん映画の中でも屈指の名作として有名なモーレツ大人帝国。去年公開されたラクガキングダムもかなり面白かったので、期待して鑑賞。

流石過ぎます。
懐かしさ、面白さ、そして家族愛。
今を生きる全ての人に見せたいほどいい映画。

20世紀万博という、大人たちにとっては天国のような懐かしさの塊である大きな建物が春日部に突如建設された。大人たちは皆その懐かしさと匂いに虜になってしまい、子供たちを捨ててまでそこを愛してしまっていた。

いつものように、やっちゃダメ!って時にやっちゃうしんちゃん。バスの上から放つのは面白すぎます笑笑
かすかべ防衛隊のほか4人も大活躍。BARでのしんちゃんとネネちゃんとボーちゃんの会話はたまりませんな笑

一切の無駄がなく最後まで突っ走る。
短い尺の中でもテーマがしっかりとしているし、非常に面白い。ぎっしりと濃く、今までのしんちゃんの王道を辿っているのだけど何故か悲しくどことなく薄暗い。
そのせいか余計クライマックスで感動するし、深く重い現代に必要な題材をより重くしている。
その重さがやっぱホラーチック。確か原作のひとが元々そういう作風を多く書いてたんだっけ?闇を感じて少し怖い

ってかもう懐かし過ぎます。
完全にオトナ帝国。絶対的にこの映画は子供向きではありません。30~40代の大人の方は絶対に見て欲しいですね。出来れば2人以上で見てほしいです。こりゃ、盛り上がりますよ笑

けど、ラクガキングダム程ではなかったのが正直なところ。OPの曲が超耳障りだったり、薄暗さがちょっとキツかったり、エンディングもまたいまひとつ。

でも、余韻が凄い。
普通じゃないクレヨンしんちゃん。
何だかこれから生き方が変わりそう。そんな映画

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サプライズ

4.0面白さと感動がうまく同居

2020年10月30日
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評価が高い作品で過去にDVDを購入してみました。
今回久しぶりに試聴。数度観ましたが久しぶりでまた新鮮でした。前半は笑えるシーンがよく出来ており、後半はけっこう泣けるシーンもありでちょうど良いバランスです。
あ、ここのシーンをこうしたら〜というちょっと惜しいところもママありましたが、全体的に非常によく纏まっています。敵側の背景をもう少し深掘りしても良かったし、子供たちだけの物語ももう少し後半にもあっても良かったのではとは思いました。
しかし良い映画だなとはつくづく思います。
初めて観た時はまさか泣ける映画なんて思っていなかった分余計にです。
また楽曲も素晴らしく、大人向けなしんちゃんでした。

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tkhr

4.0アニメ映画の可能性を本気で追求して見せた、原恵一監督の恐るべき才能と実力に感服しました

2020年7月26日
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すみません、クレヨンしんちゃんの映画でしょって、完全に舐めていました

物凄い傑作です
完全に大の大人が感動して泣かされます
それでいて子供も楽しめるアニメです
完全無欠とはこのこと

ヒロシの長い回想と、特にクライマックスの東京タワーの赤い階段を未来に向けて駆け上がるしんちゃんのシーンは日本のアニメ映画史上屈指の名シーンだと思います

疲労困憊とともにしんちゃんの作画が劇画風に演出されるところには心底やられました

鳩が飛ぶシーン
その舞い上がった鳩は直ぐ足下の軒先の巣に戻ります
その巣にはつがいの鳩と雛鳥が仲良くいるのです

音楽と音響の力
懐メロを単に挿入しているだけでなく、イコライザの掛け方などの工夫によって聞こえ方にまで拘りをみせています
テレビのアナウンサーの口調、原稿、音響も然りです
全く丁寧な演出が積み重ねられています

ケンとチャコのキャラ造形が素晴らしい
イエスタデイワンスモアのその名前自体1973年のカーペンターズの名曲です
本部でケンとチャコの二人が座る赤い唇のソファーのサイケデリックなこと!
サルバドール・ダリの有名なリップソファーです

アニメ映画の可能性を本気で追求して見せた、原恵一監督の恐るべき才能と実力に感服しました

私達はいま、「俺達が昔憧れていた、夢の21世紀」に生きているのです
本作公開から20年近く経ちこの言葉が一層の破壊力を持っているのです

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あき240

5.0歳を取って観たら最高だった…。

2020年6月24日
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ゆめ

4.0大阪万博、次は行けるかな?

2020年5月27日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 70年の大阪万博には行けなかったという苦い経験。しかしテレビっ子であったため、ウルトラマンや魔法使いサリーなんてすぐに溶け込んでしまう。夕日銀座なる町並が『ALWAYS三丁目の夕日』の大ヒットに繋がったんではないかと思えるほどだし、今年のレトロブームはこのアニメ映画の影響だったのかもしれない。

 「明日の朝迎えにいきます」という台詞だけ残した20世紀博のテレビ番組。次の朝、大人たちは皆回顧主義に陥り、こども時代の行動をする。そして集められた20世紀博では匂いによって大人たちを支配する。夕日という懐かしさを喚起するアイテムを使って・・・

 子どもだけは昔を知らない。未来を諦めたかのような現実逃避の大人たちと違い、未来が心配でならない子供たち。サトウココノカ堂のビルに立て篭もっていたしんのすけたちだったが、バスを乗っ取り逃げる・・・ここでもカーアクションは懐かしのアクションもの映画のようだ。

 イエスタデイワンスモアのリーダーはケンとチャコ。父ちゃんの足の臭さによって野原一家は正気に戻り、彼らの計画を打ち砕こうとするのだった。

 夢と希望が溢れていたとされる高度成長経済時代。現代のように夢がなくなったのは誰のせいなんだ。しかし、現代の邦画が象徴する回顧ブームが当然来るものだと予言していたかのような内容には恐れ入る。

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kossy

3.5たしかに面白い

2020年5月1日
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鑑賞方法:VOD

現在、毎年のように劇場版が制作されるアニメといえば、コナン、ドラえもん、そしてクレヨンしんちゃんだ。
クレヨンしんちゃんは周りの評判は結構高いのに観ることがなかった。ギャグ系のアニメに冒険の話つけて劇場版にする?という違和感があったから。そしてクレしん劇場版に今回初挑戦。
実際に観てみると、たしかに荒唐無稽な話ではある。ただ、基本的には子ども向けだろうが、大人が楽しめる作りになっていた。意外と深いテーマになってるし。カーチェイスのシーンなんかはルパンへのオマージュが感じられたりして。
その上できちんとクレヨンしんちゃんとしてのギャグを織り交ぜてくる。たしかにこんな映画なら人気が出るよな。
でも大絶賛にはいたらなかった。これは個人的な好みの範疇。

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kenshuchu

3.5クレヨンしんちゃんとあなどるなかれ

2020年3月14日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

かなり真面目な内容にも関わらず、
いつものしんちゃん節もちゃんと入りつつ、
とても不思議な作品。
自分の人生はつまらないものなんかじゃない!と、
自信を持って言うヒロシがステキだった。

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take

5.0当時5歳…

2020年2月11日
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昔見たことがあって、なぜか強烈なインパクトが残っていて、「そーいえばどんな内容だっけ?」と思い、再視聴。
15年ぶり以上ですが泣いちゃいました。
親父も当時泣いちゃったみたいです。
少しはそれ(親父の心境)が分かるようになりました。

しかし、、、5歳の子どもに吉田拓郎さんの曲、分かるわけないよね…?(苦笑) つまり、大人向けだったんだね。
他のレビューにも書いてありますが、
「邦画史上最高傑作」って、本当にそうかもしれません。
素晴らしい作品でした。

ではまた、15年後👍

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きちそん

4.5最高傑作

2020年1月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

知的

全てが洒落てる。
イエスタディ・ワンスモアというネーミングセンスやそのリーダーのケンとチャコの魅力的なキャラクター性は素敵。

子供たちが暴走するところは爆笑だった。
親にも子供の時代があった、ということの伝え方がすごい。
「匂い」だけでわかってしまう。不思議。
クライマックスのしんのすけとチャコのやりとりは名言。

突拍子もない目的を持っているわけでもなく、超時限的なバトルをする悪の組織でもないところがみていて面白いと感じた。
何回もみたいと思える作品。

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ちゅーる

5.0懐かしく切なく

2020年1月13日
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しんちゃん作品で、1番印象的な作品。
幼心に自分の親の幼少期に、
想いを馳せる瞬間があった。

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Kay

4.0完全にオトナ向けに作られた、『クレヨンしんちゃん』映画の異色作!

2019年11月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

悲しい

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たなかなかなか

4.5「最近走ってないな」 懐かしいって麻薬。

2019年11月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

子どもの頃から見続けている映画。
今となっちゃ好きな物がどんどん懐かしいものに
なっている。
自分もイエスタデイワンスモアの一員に
なってしまった。

懐かしいって麻薬なんだよ、過去には取り憑かれるものだよって教えてくれた映画。

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ミヤギング

4.0テーマ性が強い

2019年9月22日
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鑑賞方法:VOD

子供の頃、大人たちが過ごしたあの頃、昭和回帰がテーマになっています。最後のしんちゃんがしがみつく場面はちょっと泣ける。かすかべ防衛隊の扱いが途中から放置だったことが若干マイナス。久しぶりにクレしん見ました。ヘンダーブタのヒヅメ以来。

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ユミ

5.0泣いた

2019年8月18日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

怖い

何年経っても何度見直しても良い作品

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喜怒哀楽

4.0ひろしの子供時代からの回想と、クライマックスの鳥の演出がベタだけど...

2019年5月28日
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むろヰ

4.0名言ばっかり

2019年5月1日
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昭和世代じゃないから昭和の良さがあんまり分からないけど昭和生まれの人にとっては昭和は素晴らしい時代、自分が生まれ生きてきた時代だからとても大事な思い入れがあるんだと感じ、今現在平成生まれの自分も昨日で平成が終わり無性にこれが観たくなり思う所が沢山ある....あー自分が生まれた時代が次の時代になるなんてちょっと悲しいし寂しいな

あの頃に観た時と大人になって観るこの映画は感じ方や見方がだいぶ違う

どんな時代になっても楽しく生きたい!大切な人守っていきたい!本当素敵な映画!!!!

そんでもって本当に野原一家は最高ですね

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わんわん

5.0クレヨンしんちゃん最高傑作

2019年5月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

20世紀の懐かしさを詰め込んだ施設「20世紀博」に心を囚われ、童心に帰ってしまったひろしとみさえを始めとしたその他大勢のオトナたちを救うために立ち上がったしんのすけら春日部防衛隊と20世紀の匂いを現代に蔓延させる計画を企てるイエスタデイワンスモアとの戦いを描いた、クレヨンしんちゃん劇場版シリーズ9作目かつ個人的クレしん歴代最高傑作にあたる作品。

前作「嵐を呼ぶジャングル」より始まった個人的クレしん映画シリーズ黄金期の中で最高傑作と考えている一本。
いくらミーハーと言われようが今作が最高傑作であることは譲れない(誰)

今回オトナたちが子どものように振る舞うことで子どもたちの世話を完全に放棄してしまったこともあり、序盤の主役は完全に春日部防衛隊ら子どもたちである。
普段おバカな行動でひろしとみさえを困らせていたしんのすけが両親の不可解な行動に戸惑いながらもひまわりの世話をし、自分で着替えて登園するシーンがあって、歳をとるにつれ早くもここで一度泣いてしまう笑。
オトナたちが失踪したのちのコンビニでの食料確保争いやBARでのオトナ体験、サトーココノカドーでの休憩と脱出劇までを含めて、春日部防衛隊の息の合ったコンビネーションが楽しめる。
毎回思うが風間くんやマサオくんを始め、しんのすけの奇行にツッコミまくる防衛隊のメンバーが
いざという的にガードレールにしがみついて動いたりとか、ケツだけ歩きするとか完全に息の合った奇妙な動きをするギャップが大好きだ笑。
そして風間くんのような親友が欲しいと毎回思う笑。

そしていざ20世紀博に侵入してからの主役は野原一家。
ひろしの人生のプレイバック映像をひろしの足の臭さで思い出す爆笑と感動の演出で涙腺が吹き飛び、その後なんのプレイバックも無しに単純に足の臭さで正気に戻るみさえの件が大好きだ。
喋れないはずのひまわりすらクシャイと言うシーンも大好きだ笑。

また今回の適役として登場するイエスタデイワンスモアのボス、ケンとチャコのカップルも悪役でありながら魅力的な存在感を放っていた。
cv.津嘉山正種の低くよく通る声で威厳と余裕たっぷりのケンとクールビューティなチャコの2人が現代を憎み、20世紀を取り戻そうとする理由を語り、東京タワーの頂上から20世紀の匂いを蔓延させる計画を告げ、止められるモノなら止めてみろと言わんばかりの挑戦的でありながらフェアな態度で真っ向勝負を挑む潔い面があった。

終盤の東京タワーのシーンは最初から最後まで泣きっぱなしになる笑。
ラストにかけてのあのしんのすけがひた走る劇画風のシーンをお涙頂戴のシーンという意見は聞き入れない笑。
ケンとチャコに負けを認めさせた「オラ大人になりたいから〜」のセリフの件のシーンも大好きだ笑。
とにかく今作は好きが溢れてる笑。

もしかしたから当時映画館で観たかもしれないが、2018年初めて映画館で観ることができた。
思い出の作品を映画館で観ることができてホントに嬉しかった。
大傑作。。

2014年10月16日(木)1回目
2018年12月02日(日)2回目@キネカ大森

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オレ