続・与太郎戦記
劇場公開日:1969年9月13日
解説
春風亭柳昇の原作(立風書房版)を「与太郎戦記」の舟橋和郎が脚色、「ある見習看護婦の記録 赤い制服」の臼坂礼次郎が監督した喜劇。撮影は「あゝ海軍」の上原明が担当した。
1969年製作/88分/日本
配給:大映
劇場公開日:1969年9月13日
ストーリー
鬼婦長に惚れられて進退きわまった秋本与太郎が野戦病院から逃げ帰ったのは、懐しの中隊だった。だが同僚との再会も束の間、今度はわけも分らぬまま憲兵隊に引っぱられ、スパイ訓練生として陸軍中野学校へ入学させられてしまった。やがて、お国のために猛特訓が始まった。しかし、間抜けな与太郎にそれは勤まる仕事ではなかった。そんな彼が、召集されたのも、特技欄に書いた「落語」が「露語」と誤読されたためだった。度重なる失敗は、やがて彼をもとの部隊に戻した。しかし、一難去ってまた一難。部隊長の当番兵を仰せつかった与太郎は、ひょんなことから部隊長の二号と祝言をあげるはめに陥入った。「軍人の本分を忘れるな」としごかれた疲れ身に、二号夫人のお色気が迫る。そんなところを愛しの娘千恵子と気味の悪いオカマの田熊六年兵に覗かれ、与太郎は頭をかかえてしまった。
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