劇場公開日 1978年4月8日

「ザ・松田優作」最も危険な遊戯 タンバラライさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ザ・松田優作

2024年6月17日
PCから投稿

非常に 松田優作らしいキャラを演じている。そのキャラのおかげでやってることが理不尽でも、つっ込みどころ満載でも面白く見れてしまう。そこに美女と来れば1時間持つのは必然であろう。ピストルを装着するところの音楽の使い方が良かった。 やっぱり映画は音楽だわ。ただ、終盤はちょっと持たなかった・・主人公の動機とか情熱とか、アイツは許せんとか、あのコを絶対守るんだとか・・そういうものが全然ないと盛り上がらんな。でもきっちり 早めに まとめちゃってるので良かった。映画は90分で良し。
ついでに 思ったことは 今こうしてみると 木村拓哉は松田優作の真似をしているね。同じような演技をしてみても木村拓哉がやるとおとなしくて上品で知的になっちまう。やっぱり松田優作は 唯一無二で良かったな。
女優さんはちょっと声の演技がひどかった。 もしかしてアトレコ かもしれない。 せっかく素晴らしい顔と素晴らしいスタイルをしているのにもったいない気もするが・・女優の魅力とはそういうとこじゃないのだろう。

タンバラライ