劇場公開日 1978年4月8日

「大野雄二の音楽だけは秀逸」最も危険な遊戯 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0大野雄二の音楽だけは秀逸

2021年1月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 せっかく大三元をテンパってたのに、国士無双にぶちこんでしまった松田優作。次は立清を頭ハネされる・・・300万の借金!

 目的の男をおびき出すため、そいつの女を寝とって電話で聴かせるという荒業の鳴海。そうこうして直接の人殺しは倒したが、情婦である杏子(田坂)が鳴海のもとに居座ってしまうことになった。

 結局は激しい銃撃戦が売り物の映画であって、社会派などの要素が全くない。数千万で引き受ける孤高の殺し屋にしてはだらしない性格も松田優作に似合ってるとは思うけど、今作ではストーリー自体がコミカルすぎる。アクションにしたって、暗い場面も多かったし・・・

kossy