「昭和の演歌のような話」夜叉 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
昭和の演歌のような話
総合70点 ( ストーリー:65点|キャスト:80点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
冬の日本海の荒波が押し寄せる猟師町で、過去を背負った男女の愛憎劇と犯罪が渦巻く。昭和の演歌の世界のような話だが、登場人物の持つ背景や哀愁が魅力的で楽しめた。
高倉健に加えて、惚れた男に振り回されるいしだあゆみと田中裕子の2人は存在感があった。北野武がロクデナシな役を演じるが、いかにもロクデナシらしいのはいい。昭和の時代に早くも彼が高倉健と共演していたのは知らなかった。
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