劇場公開日 2000年4月22日

「爆破は控えめ」名探偵コナン 瞳の中の暗殺者 森林熊さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0爆破は控えめ

2025年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

過去3作全て爆破されまくるという形だったが、今作は犯人から逃げ回るという形式上爆破のシーンは少ない。

良かった点
・蘭が自分のせいだと思い、記憶を閉ざしてしまい、いつもの強い蘭ではなく完全に守られるキャラになっているところ。
・トロピカルランド内を逃げ回る点。
・コナンが蘭に対して告白とも採れる発言をしているところ。
・最後の噴水のシーン。ビニール傘から出る銃と水壁から出る銃の対比による記憶の想起。

悪かった点
・最終的には誰を巻き添えにしても蘭を殺せばいいと考える犯人が、線路に突き落とすシーンはありえない。警察のガードも付いているのに、そんな危険で直接的な方法取るか?銃使えよと思うし、後日には人混みの中で発砲しまくるというのに。
・さすがにどこかしらトロピカルランド内で隠れられる場所があるだろ。
・大層な照準スコープを付けてる割には、人に一切直撃しない。庇った阿笠博士が負傷するくらい。
・先にトロピカルランドに行ったハズの英理が、何故か後で小五郎と一緒に来る。

森林熊