劇場公開日 2000年4月22日

「これぞ “Simple is Best” なコナン映画です。」名探偵コナン 瞳の中の暗殺者 みるくもちさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0これぞ “Simple is Best” なコナン映画です。

2021年4月15日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館、TV地上波

楽しい

興奮

知的

脚本、演出、音楽、作画、演技、映像、伏線、キャラ
描写、美術設計と全てにおいて完璧だと断言できます。
天国へのカウントダウン、迷宮の十字路、水平線上の陰
謀、ゼロの執行人、緋色の弾丸など新蘭以外のキャラが
メインになること無く新一と蘭のラブコメのみに焦点を
当てた感動的名作です。この作品を超えるコナン映画は
昔から今まで絶対に存在しないと言えるほど名作。

冒頭の新蘭のシーンから傑作という予兆を感じました。
時間が来ると吹き上がる噴水での思い出がストーリーの
最後を締め括るクライマックスに繋がる伏線だったり、
灰原のコナンに対する評価と小五郎が英理にいった告白
が一緒になるという伏線の回収も実に素晴らしかった。
事件の内容を振り返ってみると犯人探しに関する伏線や
トリックは一般的に見てれば分かりやすいがシンプルな
作品の中にも神秘的かつ芸術的な演出が盛り込んである
それが劇場版名探偵コナンの最高傑作です。

みるくもち