「妖琴の旋律」本陣殺人事件 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
妖琴の旋律
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Blu-ray(HDニューマスター版)で鑑賞。
原作(角川文庫版)は既読です。
ATG作品ならではと言える芸術性の高い映像美に彩られた本作は、横溝正史作品がその手の作風と相性抜群であることを後の「犬神家の一族」より先に証明していたんだな、と…
旧家に生きる者の複雑な心情が絡んだ事件を哀しく陰惨に描いていて、人々の情念を妖しく浮かび上がらせる演出と色彩豊かな美術が齎す効果に惚れ惚れし、心揺さぶられました。
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