劇場公開日 1988年4月16日

火垂るの墓(1988)のレビュー・感想・評価

全38件中、1~20件目を表示

5.0初めて観た時、ラストシーンに愕然とした、背筋が凍った。

2025年5月18日
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死の灯りと生の灯り

焼夷弾は空から
蛍は地上を浮遊し
綺麗な光を放つ

誰もが自分の事に必死になる。
あの兄弟は空腹感から逃げる。
命の危険から遠く逃げる。

物語は生きる為の兄を見せる。
無邪気に遊びを探す妹を見せる。
戦争は終わりを告げ、平和な空。
楽しげな音楽が流れ女性が窓を開ける。

ただ、兄 清太の目は昨日と変わらない。
妹と共に空腹の今日を生きている。

驚愕したラストシーン
あの状況に震えた。

今も心から離れない。

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星組

4.5”反戦を訴えるなら、戦争を起こす前に何をすべきかが問題だ”

2025年4月29日
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鑑賞方法:映画館

4月29日は「昭和の日」。昭和の時代を振り返る意味を込めて、スタジオジブリの高畑勲監督による映画「火垂るの墓」を鑑賞しました。会場は丸の内TOEIで開催中の『昭和100年映画祭 あの感動をもう一度』。今回で5本目の鑑賞となります。

本作は、言わずと知れた野坂昭如氏の原作小説をアニメ映画化したもの。冒頭で14歳の主人公・清太(声:辰巳努)が駅構内で亡くなるシーンが提示され、そこに至るまでの経緯が描かれる構成になっています。

物語の舞台は昭和20年4月の神戸。日本はすでに敗色濃厚な状況にありましたが、清太は依然として日本の勝利を信じ、海軍軍人である父を誇りに思う、ごく普通の少年として登場します。ところが、神戸が大空襲に見舞われ、家は焼け、母親も戦災により命を落としてしまいます。清太は4歳の妹・節子とともに遠縁の親戚の家に身を寄せるものの、そこの叔母と折り合いが悪くなり、2人で家を出て池のほとりの防空壕に移り住むことになります。
しかし、手元の食料もお金も底をつき、やがて節子は栄養失調により息を引き取ります。

まさに涙なくしては観られない物語でしたが、正直なところ、私は涙を流すことができませんでした。鑑賞後に思い返すに、あまりに過酷な”現実”を目の当たりにしたショックで、涙を流すという自然な反応すら身体が忘れてしまっていたのかもしれません。

その後、感情の整理の一助としてWikipediaの該当項目を読んでみたところ、高畑監督の次のような言葉が印象的でした。

「反戦アニメなどでは全くない。そのようなメッセージは一切含まれていない」
「本作は決して単なる反戦映画ではなく、お涙頂戴のかわいそうな戦争の犠牲者の物語でもなく、戦争の時代に生きた、ごく普通の子供がたどった悲劇の物語を描いた」

なるほど、この視点こそが、本作に他の反戦映画とは一線を画すリアリティを与えているのだと、改めて納得しました。たしかに、清太は多くの悲劇の当事者であるにもかかわらず、彼の言動からはストレートな「反戦メッセージ」は感じられません。特に、玉音放送を聞いておらず敗戦を知らなかった彼が、後にその事実を知った際に受け入れきれない様子には、反戦よりも、時代の中で取り残された個人としての孤独が強く浮かび上がります。

また、次のような高畑監督の言葉も心に残りました。

「この映画では戦争は止められない。映画で反戦を訴えるのであれば、“戦争を起こす前に何をすべきか”と観客に行動を促すことが必要だ」

たしかに、戦争が始まってしまってからでは、手遅れなのです。

以上、映画を観た感想に加え、多少の余談も含めてしまいましたが、世界情勢が日ごとに不穏さを増している現代においてこそ、本作は語り継がれるべき意義ある作品だと、改めて実感しました。

それにしても、「火垂るの墓」が「となりのトトロ」との2本立てで公開されていたというのは、日本映画史に残る“天国と地獄”のような同時上映ですね。

そんな訳で、本作の評価は★4.6とします。

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鶏

5.0カット割り上手すぎる

2025年4月4日
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カット割りが上手すぎる
もう一度観たいけど二度と観たくない
よく言われている話だけど本当に二度と観たくない

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悠

3.0心に残る(トラウマ)

2024年10月25日
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鑑賞方法:その他、TV地上波

今でも記憶に強烈に残り、決して忘れられないトラウマになった映画です。

それは、戦争体験者が語る、「二度と思い出したくない」という思いに近いものかもしれません。映画なのに、心の深い場所にトラウマを残す。傑作には違いないのですが、おすすめはしません。

アメリカのどこかの小学校で、『プライベート・ライアン』を見せる罰と言うものがあると聞きましたが、それは戦争を軽んじるような言動をしたり、元軍人をリスペクトしないことに対する不敬罪に当たるようです。

確かに、子供にはきつい罰でしょうが、いい映画なのでいつかは見せたい一本です。かたや、『火垂るの墓』はと言えば…

これが戦争。と、如実に語る作品で、理屈抜きに、戦争は最大の災厄だと思い知らされます。子供には『キャプテン・アメリカ』を見せときゃいい、っていう時代は、いつまで続くのでしょうか。

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うそつきかもめ

5.0心が痛む

2024年10月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

初めて観たのは20歳のとき。涙が止まらぬままエンディング。
その後、テレビで何度か放映されているがだんだん直視できない。
かわいそうで辛くて余韻がすごい。
けれどしっかりと受け止めて観るべき実話。

兄妹、辛かったね。一生懸命がんばったね。

そんな軽い言葉ではとうてい表現できないけれど心の底から思う。

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小雨

5.0日本人全員が観るべき作品

2024年8月14日
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火垂るの墓

となりのトトロと同時上映された本作
この作品は高畑勲監督の代表作と言っても過言ではないでしょう

火垂るの墓を観て主人公の清太がクズなどと言っている人もいるが、個人的にはそんなことはないと思う 少し共感できるところもあるが、それよりもせっちゃん(節子)が可哀想な気持ちでいっぱいです

最近は、金曜ロードショーでのジブリ映画で火垂るの墓が全く放送されないので悲しいです いつも終戦の8月15日前後くらいにやってたので地上波で観てみたいです

そして最後に本作「火垂るの墓」や「かぐや姫の物語」などの脚本、監督を務めた高畑勲監督に心からご冥福をお祈り申し上げます。

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よっちゃん

3.0タイトルなし

2024年5月18日
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鑑賞方法:その他

自分の両親は節子よりも年上で、清太よりも年下です。
住んでいた地域も違いますが、この作品を通して両親はどんな時代を生きてきたのかを擬似体験することができました。

公開当時、両親と見ることはありませんでしたが、私は両親から散々戦争の頃の話は聞かされていました。
両親が話すことは学校での生活か食事の話が多かったため、この作品ではまた違う視点で戦時下の日本を見ることができ、悲しい内容ではありますが繰り返し見たいシーンは多いです。

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rika

5.0野坂昭如の 自己告発

2024年1月19日
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あまりに辛すぎると
まるで他人事のように自分のやった事を語ったりする。
極限状態での精神の安全装置が働くからだ。

昨年、NHKラジオ深夜便で「戦争童話集」の朗読がずっと続いていた。
「火垂るの墓」は野坂昭如の実体験を元にするこの戦争童話集からの一編なのだが。

自分がどんなに駄目な人間で、
妹が死ぬなりしてくれて野坂の目の前からいなくなってくれれば楽なのにと考えていた人間で、
妹はその願い通りに死んで、
面倒な足手まといの存在は消えた。
童話の中では清太も死んだことにしてしまったけれど、
死ぬべき自分はこうして生きて、嘘の童話なぞ書いている

その自分を誰がどう思おうと糾弾するためのメモ。判決文。
それが火垂るの墓の原作だ。

誰かの手によってアニメーションや、戯曲になっても
それは違うと言い続け
自分は嘘をついているのだと死ぬまで自らを呪詛し続けた野坂昭如は、
2015年12月8日に、ようやく辛い体験から済われて死んだ。

自殺をしないことが自分自身への終身刑だったのかもしれないなぁ・・
野坂が亡くなったとき、訃報を聞いてそう思った。

お疲れ様でした
合掌

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きりん

5.0やっと観た・・・ 晴太よ、他の生き方はなかったのか?

2023年12月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

節子の死ぬシーンで号泣、嗚咽、涙腺崩壊。その後はずっと最後まで涙。

それまでは戦争の怖さも余り伝わらず、節子のかわいさとなんか回りを余り顧みない晴太の態度に「かわいそうやけれどちょっとなあ?」とどちらかというと前評判ほどではないなあと感じた。
ただ、親戚のおばさんちを出て2人で生活するようになってから少しずつ変わりはじめ悲劇に繋がっていく。
妹を思う気持ちとおばさんの冷たさや医者のものぐさの温度差がだんだんこちらもつらくなってくる。

戦争が色んなものを奪っていったことだけは伝わる。
節子の人生は何やったんや?!晴太の人生は何やったんや?!
戦争にはいっぱいいっぱい哀しい物語が存在していてこの物語もその一つにしか過ぎない。
それがわかっていても世界中のどこかで今も戦争している。
日本も防衛費を増強しようとしている。
その費用を戦争を起こらせない事につかえないのだろうか?
この映画はそんなことも思わせてくれる。

他の方のレビューを読みながらまた涙している自分がいる・・・

余談ではあるがビルマの竪琴で出てきた「埴生の宿」がなぜかこの映画でも出てきた。

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♪エルトン シン

3.0昭和20年9月21日夜、僕は死んだ。 死者の回想という独特な作品。...

2023年10月9日
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鑑賞方法:TV地上波

泣ける

悲しい

昭和20年9月21日夜、僕は死んだ。
死者の回想という独特な作品。
方言やなまりのおかげでリアリティがある。

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どん・Giovanni

4.0悲しすぎて背を向けたくなる映画ではある。 そんなメッセージ性のある...

2022年6月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

悲しすぎて背を向けたくなる映画ではある。
そんなメッセージ性のある映画を残した高畑勲はやはりすごいと思う。
嫌な大人も出てくるけど、皆生きるために必死だという時代背景。どうしようもない現実。
ずっと平和であってほしいと願うお話。
ラストの現代との対比がまた切なくなります。

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よっしー

5.0全人類が観るべき

2022年6月22日
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どんな精神状態でも泣ける作品です。
アニメだから時代を越えても古くならない名作です。

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FUNAO

4.0戦争に

2022年5月6日
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どちらかが正しいは無いのである。どちらにも正しい言い分があり、どちらにも振り返るべく誤りがあるのである。ただどちらも譲らない上層部が居るのも確かなのだ。この確かな存在の迷惑千万な意地に巻き込まれ、する必要のない苦しみを味わうのが国民と呼ばれる者たちである。この国民の中でも力の弱い存在に皺寄せがくるのは辞めていただきたいものだ。

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tomokuni0714

5.0戦争における最も弱い者を描いた唯一の傑作

2021年5月26日
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泣ける

悲しい

知的

戦争における、最も弱い存在を、徹底的に描いた作品。
そこで虐げられ、様々な救いの手からこぼれ落ち、犠牲となっていく者たちの戦いは、
実は現在も変わらず、同じ構造で、実在している。
戦争は終わっていないのだ。

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88742896

4.0決して、忘れてはいけないもの

2020年9月15日
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子どもの頃に見た「火垂るの墓」の印象は、
お母さんが亡くなってしまって、かわいそうな兄妹って、あまり深く考えていなかったけど、
大人になってから見てみると、また違った捉え方になる。例えば、母が死んで、親戚のおばさんのところでお世話になる場面。子どもの頃は、おばさんのことを、意地悪なおばさんだ、ひどいってただ思っていた。だが、そうじゃない。この大変なときに、せいたは、自分のこと、妹のことしか考えていない。お世話になっているのだから、なんか恩返しを、力になれることはないのか…そういう考えが全く描かれていない。おばさんが怒るのも無理はないが、
せいたもまだ子どもだ。そういうお互いに助け合うっていうのを、あのおばさんも
教えてあげられたらよかったんじゃないかな。
せいたもおばさんに嫌なこと言われてしまってもいさせてもらえれば、2人は死なずにすんだのでは、、って思う。あと、お金の使い方を見ているとやっぱり子どもなんだよな。
おばちゃんも大人気ないよな。
空襲はいつ起こるかわからない、お腹いっぱい食べられない。そんな世の中では、イライラもしてしまうし、人格が変わるのだろうと思った。戦争は人を変えてしまう、恐ろしいものだと大人になってから改めて感じた。
今は、コロナの世界。戦争とは違うが、ちょっと似てるなって思う。コロナの「どこにもでかけられない、人と密になってはいけない」なんて
戦争に比べたら、余裕で乗り越えられるじゃんって思っちゃった。お腹いっぱい食べられるしね。

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go-chan

4.5今日この日、観るべき映画を見る。

2020年8月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

4歳と14歳で精一杯生きた。はたしてそうだったのか。兄と妹、親を亡くし誰にも頼れず、そして死んでゆく。
もし現代の子供がこの時代にタイムスリップしたら、どう生きるかを再現していると、監督自身が語っている様に、人と人との関わりが、人間の生きる術だと感じさせられる。それが出来なかった清太。
戦争孤児を描くと同時に、人間の生き方も描いている。来年のこの日にまたもう一度見よう。

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カメ

3.5野坂昭如ってあの面白いおじさんだよ

2019年11月7日
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鑑賞方法:TV地上波

野坂昭如ってこういう本を書くのか?的見方をしてしまう作品。戦争でとことん落ちるとこまで行ったらこうなるんだぞという警鐘作。

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さすまー

5.0人間として絶対に目をそらしてはならない。

2019年8月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

怖い

絶対に見なければいけない映画です。
たとえトラウマになろうが 悪夢を見ようが 絶対に知らなくてはいけない。
小学生の時に 学校の授業中に見て
恐ろしい場面(母の死など)も目に焼き付いてしまいましたが
この作品に出会えて本当に良かったと思います。
戦争を知らない私達。
戦争を知る世代のお年寄りたちは 辛さ悲しさのあまり口を閉ざしたまま
この世から去って行ってしまう
けれど その歴史の記憶は絶対に 伝えていかなければ
何も知らずに さらに恐ろしい核兵器を使おうとする人達が
どんどん増えて行ってしまうのです。
目をそむけず この作品を多くの人に伝えていきましょう。子供達の世代にも。

原作の小説も子どもの時に読みましたが、
あの薄っぺらい短い本、しかも文章はただ事実を書き連ねた記録文で
あの文から 書いた人の感情とかは全く感じとれず 全く感動できませんでした。
あの本を、ここまでリアルに しかも情感豊かに
必死で生きる人々の息遣いが伝わってくる 生々しいアニメーション映画を
創りあげた 高畑勲さんはじめスタジオジブリは 天才としか言いようがない。
あの時代を生きる子供達の 日々のささやかな幸せを描くエピソード(ドロップ等)や
貧しさゆえに優しさを失っていく人間の醜さ(親戚のみそ汁や 母の着物など)
当時の暮らしを具体的にリアルに伝えてくれる 数々のエピソード
あれはすべて 原作には無く 高畑勲さんのオリジナルなんです。
本当に 天才によるすばらしい映画です。
何度見ても毎回 同じ場面で涙があふれてきます。
もうセリフもおぼえているのに。

この映画のすばらしい点は、 ありのままを正直に描いていること。
主人公を、善なる正義として描いていない。
親戚の家を出て 自分の力で暮らそうとして、結果 妹を死なせてしまう。
妹の笑顔を守りたかった気持ちはわかるが、 賢いやり方だったとは言えない。
生き抜くためには、火事場泥棒もする。悪行も盗みもする。
大人達に頼らず 共同体から抜けたことで 悪い結果になった点は
高畑監督自身も指摘している。
周囲の人々も 親戚も医者もみな冷たく 死人はゴミのように捨てられる。
人々の心が荒廃し醜くなる姿を、日本人自らが冷淡に 公平に正確に描いている。
ハリウッド映画なら ヒーロー映画として描かれる。
韓国人は「自分達の悲劇ばかり前面に押し出し、お涙頂戴の被害者ヅラ。韓国人に何をしたか描け!」と強く非難する。
この映画は、無垢な罪のない子どもが戦争に翻弄される悲劇… という見方をされがちだが、
実はもっと深く正直に、
すべての人々が心を失っていく姿をさらけ出し、
清太の姿に 共同体からはずれて自滅していく当時の日本国家の姿を示唆し、
無垢なはずの子どもさえ 大量の蛍をつかまえて 自らの楽しみのために死なせてしまう姿を描き、
戦争による荒廃を暴いている。 これこそがこの映画の深い価値につながっていると思う。

何度でも、繰り返し見るだろう。せめて一生に一度でもいい、見るべきだ。
戦争を知る世代がいなくなり、親も誰も戦争を知らない時代になっていく。
戦争の恐ろしさを伝えられる貴重な作品を、
「残酷で トラウマになるから見ない」「子供に見せたくない」なんて
弱い甘っちょろいことを言っていてはいけないと思う。
戦争は決してしてはいけないと心に刻まなければ、
戦争を推進する政治家の言葉を単純に支持してしまい、またいずれ戦争がどこかで起きてしまうのだ。今だって、すぐそばの国で いつ爆弾が飛んでくるか、いつ戦争が始まるか。
大人はきちんと子ども達の心を思いやりながら、正しい知識を伝えていく使命がある。
子ども達の未来を守るために。

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My

5.0毎回見る

2018年12月14日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 毎年8月になると、テレビ放映があるような気がする。しかし、放映されると必ずチャンネルを合わせてしまうほど魅力があるのだ。毎回、サクマドロップを見ると、それだけで涙がこぼれてしまう。

 救いようがないほどの不幸。唯一救われたのは、畑泥棒したことを咎められるが駐在さんによって仲裁されたこと。初めて見たときには、不幸だけのストーリーに違和感も沸いたが、戦争が全ての原因であることをここまで訴えているアニメだと考えると、珠玉の反戦映画であることを改めて感ずる。

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kossy

3.0戦争の悲惨さ

2018年9月21日
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鑑賞方法:TV地上波

泣ける

悲しい

終戦直前の神戸が舞台。
当時の子供がどんな様子だったのかがよくわかる。
実写以上の描写で、戦争の悲惨さを描いた作品。
こんなの見たら、もう二度と戦争なんてごめんだと思うわな…

同時上映だった『となりのトトロ』の後に上映されて、観客はショックで立ちあがるコトが出来ない人もいたとか…
そりゃそーだ…

俺も、もうとうぶんは見たいとは思わないなぁ~

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n.yamada