1984年公開作品
監督と脚本は『ファンシイダンス』『シコふんじゃった。』『Shall We ダンス?』『それでもボクはやってない』『舞妓はレディ』の周防正行
周防監督のデビュー作
成人映画による小津安二郎監督作品のパロディ
リスペクトしてるのにピンク映画
悪意はない
当時実績がない若手が映画を撮るには成人映画が手っ取り早い
小津監督は63年に他界してるし84年時点ではもうシャレとして通用できたんだろうか
一番の変態は秋子
トルコで秋子が淡々と仕事をしながら客と会話をするシーン
バーのマダムの隣でマスターに収まっている幸一のシーン
なんでもないが周防監督の非凡さを感じた
小津安二郎風の棒読みが笑える
でも日常会話のリアルこそ棒読みではないか
いやそういえばそうだよ
オタクに媚びたアニメの演技がむしろ不自然
棒読み批判するオタク系レビュアーのほうが間違っている
棒読み?それがどうした?何も悪くないぞ
だからそういう人は好きなアニメ以外レビューしないでほしい
自分はそんなレビュアーが書いた文章は絶対に読みたくない
それに改めて気づかさせてくれた作品である
棒読み最高(笑)
配役
幸一の妻の間宮百合子に風かおる
幸一の姉の秋子に山地美貴
バー「ちゃばん」のマダムに麻生うさぎ
秋子と幸一と和夫の父の間宮周吉に大杉漣
間宮家の長男の幸一に下元史朗
幸一の弟の和夫に首藤啓
従兄の間宮秀三に深野晴彦
近所の若夫婦の夫に原懶舞
近所の若夫婦の妻に花山らら