新兵隊やくざ 火線のレビュー・感想・評価
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大宮キサブロウはヤクザと処しているが、この映画の中で、極悪非道な帝国陸軍でも、その日本人を殺すことはない。
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大宮キサブロウはヤクザと処しているが、この映画の中で、極悪非道な帝国陸軍でも、その日本人を殺すことはない。なんか、違和感を感じる。
僕が聞いた話
日本軍として中国大陸に派兵され、脱走して、八路軍に投降して、日本軍と戦った人の話(この映画と同じ様な)を直接聞いたことがある。50年くらい前の話で、その人はもう亡くなっているが。
その人の行為(売国奴?)が良かったか悪かったかは兎も角。
この映画、そのタブーを破れなかったのが不満である。
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僅か一本の《下の毛》の為に
勝新太郎の大宮‘一等兵’に対抗するには強力な悪役が必要、とばかりに今回は宍戸“エースの”錠が《理不尽大王》として登場。パンツならぬ、褌丸出しで“軍隊に巣くう馬鹿げた上官”を好演する。
この兵隊やくざVS理不尽大王による肉弾相打つ壮絶な殴り合いが最大の見せ場で、口から湧く血飛沫には、今にも内臓の臓器が口から吹き出さんばかりである。
僅か一本の《下の毛》の為に命を投げ出さんとする大宮‘一等兵’の奮闘振りには、安田道代(現大楠道代)も思わず背面ヌードで応える。
今回二人によるナレーションは若干控え目なれど、娯楽映画でありながらも、ラストシーンに流れる歌が総てを物語る強烈な反戦映画でもある。
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