不連続殺人事件のレビュー・感想・評価
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ピンク映画の終焉でもある。
1時間30分だ犯人がわかった。
1時間59分 違った。
翌々考えると、2回目の鑑賞のようだ。途中何回か寝てしまったので、戻って鑑賞し直し、更に
もう一度見たが、なるほどと思った。
横溝正史さんの金田一シリーズの諸々の先駆的な作品。全て、この作品のリスペクト。
つまり、犯人が誰?と言うよりも殺される被害者が全て共通した関係って事だね。
一般のごちゃごちゃ関係サスペンスと違う所は、一番怪しい奴が?って事だろうね。
そう考えれば、すげ〜簡単。
それで、この小説は横溝正史さんの話がリスペクト。
原作を読まないとダメだね。
映画は日本のアンダーグラウンドサブカルチャーの終焉で、これが芸術になって行くきっかけの一つかなぁ。
つまり、ある意味駄目にした原因の一つ。
原作がある映画には2種類ある
この映画には原作小説がありそれの映画化なのですが、基本的に原作が長い小説の場合、映画には2種類のやり方があると思っています。
1.原作の内容を変えて映画の面白さを担保する
2.原作の内容を変えずにむりやり詰め込む
本作はあきらかに2番目です。しかもむりやり詰め込み具合が半端ないです。主人公たちが終始説明台詞しか喋っていません。しかも主要登場人物29人が説明台詞!
これでは原作を読んでいない人にはよく分からず、原作を読んでいる人にとっても良く分からなくなっています。
あと、内田裕也さんの棒読みと場違い感が凄いです。でもそれがだんだん癖になり面白かったりもするのですが…
原作は素晴らしくてもこちらはおススメできません。
さっぱり事件の概要がわからない(笑) 何の集まり?乱行パーティー(...
0126 巨勢博士とても名探偵には見えなかったんですが。
1977年公開
原作を読んでいるのでトリックそのものには
驚きもしなかったが
内田裕也の素人風活舌の悪さが逆に存在感を膨らまし
世界観をさらにおどろおどろさせてしまった。
この人がなんで重宝されるのかよくわからんが。
江戸川乱歩の評にて心理的局面から犯人の不具合さを
指摘しスパッと切って落とした巨勢博士の説明は
素晴らしいとのことだったが小坂一也の演技は
それほどキレていない。
70点
原作は挑戦的なミステリーらしいが、
物語に起伏がないので殺人シーンも盛り上がらず。警察居るのに第二、三の殺人が起きちゃうのはどうなの?カメラが全体ショットが多くて沢山の登場人物のキャラが伝わらない。二時間過ぎてから探偵の伏線回収解決編。犯人は一馬の妻あやかと土居ピカ一。んで演技的にも脱ぎっぷりが良い夏純子と下手ながらクセのある内田裕也の二人のが残った。人が大勢いる前で簡単に服毒自殺させちゃうのは、なんというかいかにもな作劇。
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