劇場公開日 1961年6月9日

風来坊探偵 赤い谷の惨劇のレビュー・感想・評価

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3.5期待度○鑑賞後の満足度◎ 記念すべき深作欣二監督第一作であり千葉真一とのタッグ第一作という事で邦画史に残るのだけでなく映画として単純に面白いうえ1時間とは思えない充実度。まんま和製西部劇。

2025年9月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

①クライマックスの銃撃戦は監督第一作とは思えぬ上手さと迫力。

②話としては細かい点では色々とあげつらえるけれども、鑑賞後の爽快感でチョー消しになります。ラストなんて殆んど『シェーン』(のパクリ?)

③デビュー直後の千葉真一(若っ!)の吹替なしのアクションシーンは今観ても古臭くない。
ただ、笑い方だけはまだまだ固いのがご愛敬(口では笑っているけれども目は笑っていない感じ)。

④牧場主のお父さん、どこかで見た顔と思っていたら「ミラーマン」の御手洗博士でした。

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もーさん

4.5ばくはつ五郎と次元大介だろ

2025年7月23日
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1より面白い2
60分とは思えない見ごたえ。
当時これを見た人々は天才が現れたと思ったことだろう。
そして私は、ヒロインよりも牧場の娘のほうが好き。

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KIDOLOHKEN

4.5深作欣二×千葉真一の出発点

2022年7月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

映画「風来坊探偵 赤い谷の惨劇」は、「仁義なき戦い」の深作欣二が初監督、千葉真一が初主演の西部劇風アクション・サスペンス映画「風来坊探偵シリーズ」第1作。
約1時間のモノクロ・プログラムピクチャーながら、スピーディでテンポいい深作演出と、雪渓や乗馬でのアクションも吹替えなしで魅せる千葉真一に、その才能が垣間見える。拳銃コンビの千葉真一と曽根晴美は、日活、小林旭×宍戸錠の「渡り鳥シリーズ」(1959年~)の模倣ながらも、若さ溢れる千葉真一のフレッシュな魅力と、曽根晴美のコミカルな演技が楽しい。
また、東映特撮の旗手・矢島信男のセスナ機墜落特撮や、派手な銃撃戦・爆破シーンも見逃せない。ラストシーン、去っていく千葉真一は、西部劇の名作「シェーン」のよう・・・。
ヒロインの北原しげみはキュートな感じの美人女優さん。
もう一人、小林裕子は東映東京の現代劇で活躍した女優さん。昭和34年の「七色仮面」(島津昇一監督・波島進主演)で、迷探偵・金有左門の助手、荒井三子(通称ぼやきの三子)役が漫才コンビのようで忘れられない。庶民的な感じでファンでした。
映画「風来坊探偵 赤い谷の惨劇」深作欣二×千葉真一の出発点、お薦めです。

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papatyan
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