「ファンタジーはどうでもいい 夫婦愛に感動」秘密 Bratscheさんの映画レビュー(感想・評価)
ファンタジーはどうでもいい 夫婦愛に感動
2024年にこれを書いてます
公開当時にリアルタイムで観たのを思い出して・・・
大好きな映画だったんだけど、久々に見ようと思ったら、レンタル店で扱いがないんですよね。古すぎ?
契約しているサブスクにもない。残念。
ドラマ版はみていないのだけど、映画を観た時に号泣しました。
娘の身体を奪って生き延びてしまった母としての苦しさ
せっかく生き延びたのに夫と元の関係にはなれない、
妻としての苦しさ
そういうものを乗り越えて、これからの人生を娘の代わりに過ごしていこうと、周到に準備していくが…
最後の最後に、捨て去ったはずの「妻」がふと出てしまう。
そして、一瞬にして全てを悟った上で、それを支持することに決めた男の苦しさ。
全てが切ない。
また、四半世紀を経て、その年頃の娘を持った私にとって・・・
「あのバス事故で、やはり娘は亡くなっていたのか」と思うと、それ自体もとても苦しく感じます。
いろいろと賛否もあるようですが、私にとっては印象に残る良い映画でした。
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