ハワイ・マレー沖海戦

劇場公開日

  • AmazonVideoで今すぐ見る
0%
38%
62%
0%
0%
採点

採点する

採点するにはログインが必要です。

新規会員登録

Check-inCheck-in機能とは?

Check-in機能を使うにはログインが必要です。

新規会員登録

0/120文字

(連携設定はこちら

解説

昭和十七年(1942)に海軍省の後援で製作された国策映画で、監督はこの前年、「馬」を発表した山本嘉次郎。1968年1月27日再映。

1942年製作/115分/日本
原題:The War at Sea from Hawaii to Malaya
配給:東宝

ストーリー

昭和十一年、海軍兵学校の生徒、立花忠明は休暇で帰省した。忠明はその時、従弟の友田義一が海軍少年飛行兵を志願しているのを知り、義一の頼みで、志願を許してくれるよう義一の母を説得した。翌年、義一は土浦海軍航空隊予科練習部に入隊、厳しい訓練を受け始めた。昭和十四年、義一は予科練を卒業して海軍飛行隊の一員となり、一人前の操縦士となるための猛訓練が毎日の日課になった。そんな中で義一は親友を夜間訓練で失ったが、親友の死を嘆く間もなかった。日本と英米間に暗い影が忍びよっていたのだ。昭和十六年の秋、義一たちを乗せた空母がひそかに基地を出航して行った。乗組員に行先は知らされていなかった。数日後、乗組員が聞かされたのは、十二月八日未明にハワイ真珠湾を攻撃するという命令だった。その日、空母を飛び立った大編隊は、見渡す限りの雲海の中を進んでいた。突然、雲の小さな切れ目から、真珠湾口が光った。そこには米太平洋艦隊の主力が、静かに停泊していた。やがて、義一たちの雷撃隊、急降下爆撃隊、水平爆撃隊の大編隊の奇襲攻撃が始った……。一方、仏印飛行場では忠明らの中攻大編隊が、「英国艦隊主力二隻発見」の報に飛び立ったが敵艦を発見出来ないままに帰還しなければならなかった。しかし、その後、潜水艦の情報で、再び忠明らは飛行場を飛び立った。やがて、忠明らの編隊は眼下に敵艦を発見、たちまち、激しい戦いが始った。不沈艦を誇ったプリンス・オブ・ウェールズは死闘をつづけながらも、何本もの魚雷攻撃を受けて、ついに艦首から海にのまれていった……。こうして日本は連合国を相手に、第二次世界大戦の真っただ中に歩んでいったのである。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

Amazonプライムビデオで関連作を見る

Amazonプライムビデオ

30日間無料トライアル 月額500円で映画見放題

Powered by Amazon

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

4.021世紀の現代においては、第一級の反戦映画になっているように思える

あき240さん
2019年12月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

戦争プロガパンダ映画といえばそれまで
ディズニーだって戦意高揚映画を取っている
どこの国だって同じことだ

本作が有名なのは特撮による海戦シーンが円谷英二の名を世間に轟かせたことだ
ゴジラで世界的に彼の名前は有名になるが、その技術はほとんどもうこの時代に開発されていたことに気づかされるだろう

本作には美術に円谷にまねかれて東宝に入社した渡辺明が参加したことでも有名
以後、渡辺明は円谷のもとで特撮美術の縁の下の力持ちとなる
実物大の空母の飛行甲板と艦橋のセットを使った撮影の見事さは彼の功績だろう
海軍省の肝いりにも関わらず、撮影には軍事秘密として全く協力を得られず手探りでここまでの美術セットを作り上げたのだから見事なものだ

後年のトラ!トラ!トラ!でオマージュされているシーンも多いことに気づかされもするだろう

とはいえ本作の前半は特撮なしのドラマパートです
ハワイマレー沖海戦において活躍したパイロット達は、どのようなベストオブベストの若者達だったのか、いかに苦しい訓練を耐え抜いて育成されてきたのかを延々と見せることに半分の時間を割いている
17歳の初々しい原節子の娘振りも観ることができる

後半の半分は攻撃準備に明け暮れる日々を描き、海戦シーンは残りの30分に満たない分量しかない

少し物足りないのは確かだが、記録映像、実物大セット、そして特撮
これらが見事に融合して高い効果をもたらしているのは確かだ

そして戦意高揚のプロガパンダ映画
21世紀の我々の目からみれば痛々しいばかりだが、当時は当然のことながら至ってまじめそのもの
真剣にこのようなベストの人材が高いプライドを持って、全身全霊で戦争に打ち込んでいたのだ
そこにはプロガパンダではない真実がある

それゆえに、それでも勝てなかった、その衝撃の強さを感じる事ができる
時の運でも、戦意の不足でも、訓練の不足でも無い
兵器のレベルも開戦当初は世界最高レベルであったのだ
このような優れた人材を総て戦争につぎ込み、猛烈な訓練を経ても敗戦した、その衝撃の大きさが改めて本作を観ることで伝わってきた
戦火で焼け野原になって放心状態になっただけではない、自信喪失といったものを感じることができるのだ

それゆえに21世紀の現代においては、本作は第一級の反戦映画になっているようにすら思えた

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
あき240

3.5観よ! 映画史に残る円谷特撮の白眉!!

2019年8月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

 真珠湾攻撃一周年記念作品。

 「東宝・新東宝 戦争映画DVDコレクション」の付録DVDで2回目の鑑賞。

 真珠湾攻撃、マレー沖海戦での勝利を描き、日本国民の戦意高揚を図るために製作された国策映画のひとつ。
 年少兵が厳しい訓練を経て立派な飛行兵となるまでを丹念に描いています。本作を観た当時の少年たちは主人公の姿に胸を踊らせ、自分もこの人のように神州日本の勝利のため、何より天皇陛下の御為に兵隊さんになって戦おうと決意したかもしれませんねぇ…。
 しかし本作が公開された時期は、6月にミッドウェー海戦、8月にはアメリカ軍がガダルカナル島に上陸…と戦局が次第に日本にとって不利な状況に傾きつつあり、連戦連敗・泥沼の消耗戦に片足を突っ込んでいました。
 どの国も戦意高揚を目的とした国策映画を製作していたことに変わりはありません。それに関しては日本だけでは無い…。しかしそれでも、こういった類いのもののなんと罪深いことか…。悲劇の足音は刻々と近付いて来ており、本作のような“きれいごと”など端から無く、多くの尊い命が失われていくことに…。怒りしか沸いて来ません…。

――

 当時、数多くの戦意高揚映画がつくられましたが、中でも本作が傑作の誉れ高い理由とは、やはり円谷英二特技監督による特撮シーンが素晴らしいからでしょう!
 中でも、真珠湾攻撃シーンはあまりにも有名。軍部からの情報提供が無かったため、攻撃時の写真に写っていた波の高さを元に周辺の寸法を計測して再現されたという真珠湾のセットは圧巻の一言です。
 リアル過ぎたが故に、戦争終結後にGHQが記録映像だと誤解したというエピソードもあり、まさに円谷特技監督の手掛ける特撮のクォリティーがどれだけ高いかを証明し、出世作となった記念すべき作品…でもあるだけに複雑な心境であります。戦争が技術面でも文化面でも進歩の要因になって来たということは紛れも無い事実ですが…。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 1 件)
しゅうへい(syu32)

3.0海軍が輝かしい時代

2017年10月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

海軍省監修なので本当の事はわからない

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
ポッキー

3.5国民よ、戦意を高陽させて、立てよ国民!

近大さん
2016年3月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

興奮

第二次大戦中、戦意高陽として作られた戦争映画。
1942年度キネマ旬報ベストテン日本映画第1位。
色んな意味で、日本の戦争映画の中でも名を残す一本。

それにしても、時代を感じる。
今、こんな映画を作ったら物議どころか大問題、公開禁止は確実。だって、
戦争万歳!戦う事こそ素晴らしい!
さながら、“立てよ国民!”。
悲壮感もまるで無く、これを信じて入隊した者がもし居たとしたら、実際目の当たりにした現状の衝撃がどれほどのものだったか察するしかない。
今、戦争映画を作る意味は反戦映画である事。
しかし、これはこれで意義がある。
当時、日本はこんなにも愚かだった。
反面教師としてそれを伝える、貴重な記録でもある。

本作を語る上で欠かす事が出来ないのが、言うまでもなく円谷英二の特撮技術。
あまりの精巧さに当局から睨まれ、映画界を干されたこの方が、その後“特撮の神様”として世界に名を轟かす事になるとは、この時誰が予想出来ただろうか!

コメントする (コメント数 1 件)
共感した! (共感した人 1 件)
近大
すべての映画レビューを見る(全5件)
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る

他のユーザーは「ハワイ・マレー沖海戦」以外にこんな作品をCheck-inしています。