劇場公開日 2000年12月16日

「魅入ってしまう設定と展開」バトル・ロワイアル りんちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0魅入ってしまう設定と展開

2024年6月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

興奮

こんな映画が上映されていたかと思うと、そりゃ話題にもなるよね。
昔だからできたのか、昔だから話題になったのか。
いまやデスゲーム先進国の現代日本なら、意外とすんなり受け入れられてたのかな。
というか、この映画がそれらの草分け的存在なのかな。

藤原竜也さんはさすがで、カイジやらデスノートやら、クセ強いキャラばっかり。ただ、劇中の回想で小学6年生設定のシーンがあるけど、それはさすがに無理がある。

原作は未読だが、漫画版は読んだ。
超人漫画になってる漫画版は、かなりアレンジされているが、死んでいく登場人物をしっかり描いてくれる。
映画版は尺の関係でみんなあっさり死んでいく。
感動的なエピソードもいっぱいあるけど、仕方ない。
個人的に、相馬と滝口と旗上の展開は見たかった。
全裸で死んでいる男2人のシーンがちらっと映るが、そういうことなのだろう。

今や政治家の山本太郎さんは、きっとバトルロワイアルを2回もやらされて精神を壊したのだろう。

冒頭で前回の優勝者のシーンが流れる。このことから、優勝したらメディアも注目して報道するはずなのに、なぜか今回はそれがない。なんで?

クラスの生徒全員に授業ボイコットされるなんて、教師辞めたくなるね。

りんちゃん