映画.comでできることを探す
作品を探す
映画館・スケジュールを探す
最新のニュースを見る
ランキングを見る
映画の知識を深める
映画レビューを見る
プレゼントに応募する
最新のアニメ情報をチェック

フォローして最新情報を受け取ろう

検索

「荒馬と女」を配信している動画配信サービス(VOD)

リンクをコピーしました。

「荒馬と女」の動画配信サービス(VOD)・視聴方法をまとめてチェック!

自宅で、旅先で、移動中に…、
見放題やレンタルなどサブスクで「荒馬と女」を楽しむ方法をまとめて紹介します!

配信サービス 配信状況 料金
レンタル ¥440 今すぐ見る
購入 ¥2,100 今すぐ見る
レンタル ¥385 今すぐ見る
Amazon Prime Video

おすすめポイント

Prime Videoで幅広い種類の映画、TV番組、ライブTV、スポーツを今すぐ視聴。いつでも、どのデバイスでも、高品質なコンテンツをストリーミング再生。

配信形態

見放題 / レンタル / 購入

無料期間

30日間

月額料金

月額プラン600円(税込)/年間プラン5,900円(税込)※広告フリー月額390円

ダウンロード可否

可能

複数端末同時視聴

可能
※会員特典対象動画を同時に3本までストリーミング再生可能/同じ動画は一度に2台までの端末でストリーミング再生可能

特典
(ポイント付与等)

Prime会員となり、無料のお急ぎ便で購入したり、100万曲以上の音楽が揃っているPrime Musicへのアクセス、容量無制限のAmazon Photosも利用できる

支払い方法

クレジットカード(Visa/Mastercard/JCB/American Express/Diners)、携帯決済(docomo/au/SoftBank)、あと払い (ペイディ)、PayPay(ペイペイ)、Amazonギフトカード、パートナーポイントプログラム(JCBのOki Dokiポイント)

映画作品数

20,300本以上

ドラマ作品数

3,200本以上

アニメ作品数

1,200本以上

※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。

Apple TV+

おすすめポイント

Apple TV+は、Apple Originalの作品を楽しめるストリーミングサービスです。高い評価を得ているシリーズ、心を奪われるドラマ、かつてないドキュメンタリー、子ども向けのエンターテインメント、コメディなどが勢ぞろい。ほかでは観られない新作も毎月登場します。

配信形態

見放題 / レンタル / 購入

無料期間

7日間/Apple製品購入で3カ月間無料/Apple Oneで1カ月間無料

月額料金

月額900円(税込)

ダウンロード可否

可能

複数端末同時視聴

可能
※最大6台のデバイスで同時にストリーミング可能/Apple Musicに学生プランで登録している場合は、一度に1台のデバイスでしかApple TV+をストリーミングできません

支払い方法

Apple Pay、クレジットカードとデビットカード、Apple Accountの残高(Apple Gift Cardの換金額または入金額の残高)、PayPay、キャリア決済(au/SoftBank/NTT docomo)

※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。

FODプレミアム

おすすめポイント

フジテレビ公式動画配信サービス『FOD』!人気のドラマ、バラエティ、アニメ、映画はもちろん、放送中の最新作やFODだけ ... 番組など、独占タイトルを多数見放題配信中!

配信形態

見放題 / レンタル / その他

無料期間

なし

月額料金

月額976円(税込)※iTunes Store決済の場合は980円/フジテレビ ONE TWO smart 2チャンネルセット1,100円(税込)/フジテレビ NEXT smart コース1,980円(税込)/フジテレビ ONE TWO NEXT smart 3チャンネルセット2,310円(税込)

ダウンロード可否

可能

複数端末同時視聴

可能
※最大3つまでサブプロフィールが追加可能

特典
(ポイント付与等)

毎月100ポイント付与/くじやガチャ、各種キャンペーンあり/「FODフライデークーポン」使用で毎週金曜日に全国のTOHOシネマズで最大800円オフ

支払い方法

クレジットカード(VISA/JCB/Mastercard/AMERICAN EXPRESS/Diners Club)、PayPay、iTunes Store決済、Google Play課金、Amazon決済、d払い決済、au ドラマ・バラエティパックプラン、楽天ペイ、あと払い(ペイディ)、CATV局払い

全作品数

100,000本以上

映画作品数

3,300本以上

ドラマ作品数

1,700本以上

アニメ作品数

900本以上

※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。


解説・あらすじ

 離婚都市と呼ばれるリノに訪れた美しい女性ロザリン。離婚直後の彼女はカウボーイのゲイ、そして自動車修理工のギドと知り合う。ふたりの男はロザリンに心を奪われてしまう。ゲイの友人パースも加わり、一行は砂漠へ野馬狩りに出発する。馬と人間の壮絶な闘いを見たロザリンはそれを止めようとするが……。作家アーサー・ミラーが自身の戯曲を脚色し、新たにモンローのための役を加えた。この撮影終了後まもなく、クラーク・ゲイブルが他界。彼の遺作となった。
続きを読む
きりん
きりんさん
5.0
投稿日:2024-06-21
一生忘れることの出来ない一本になりました。

「西部もの」と聞いていたので
のっけからの裁判所でのマリリンの離婚調停と、77回目を誇る調停立会人のオバチャンの登場でビックリです!

脚本は作家のアーサー・ミラーです。マリリン・モンローの夫だったお人です。

ともかく素晴らしい出だしで始まるストーリー。もたもたとノリの悪いスタートを切ることの多い昨今の映画界に、叱咤の鞭をくれてやる勢いで、本作、冒頭から飛ばし気味です。
会話が面白い。気に入りました。

大都会シカゴからやって来たマリリンとの、実にテンポ良い掛け合いで、ネバダの男たちが次々とノックダウンされて行くわけですが、

しかし、
都会からやって来たこの風変わりな女の子に夢中になった「三人の男たち」を通して、その彼らの「人生の経過点」と「分岐点」を映すことで、
ストーリーの後半は、現代にもそのまま直結する「生きることの苦難」をこそ、テーマに持つ映画だったのだと判明します。
カチンコも、撮影の進行のスピードも落として、じっくりと登場人物たちの心情を映すのです。

・・・・・・・・・・・・・

①第1世代
若者たち、パースたちには未来があり、女の子の存在にも掛け値なしに夢中になれる。持ち時間は永遠に有る。若気の至りだ。
だからロザリンの心情にそのまま共感し、ロザリンの言葉を受けて一緒に馬を逃がす。

②第2世代
修理工のギドたち、中年の中堅世代は違う。人生の苦難も結婚の辛酸も知っている。
しかし完成させるべき仕事も課題も計画も、この第2世代はがっちりと同時に継続をし、維持している。ギドは「建築中の家屋」と「新しい飛行機のエンジン」を調達するための、彼の人生設計を捨てるわけにはいかない。
人生は遊びではない。馬は殺して売らなくてはならないのだ。

③第3世代
ゲイ=クラーク・ゲーブルはさらに違う。
世を俯瞰している。自分の齢を知っている。

ヘンリー・ミラーの最初の戯曲原作は女抜き。男たちの物語。
映画化のための加筆=マリリンの登場は、たまたまのきっかけに過ぎない。
劇中繰り返し「年寄り」と呼ばれる彼=クラーク・ゲーブルは、誰に言われるでもなく、すでに引退と町の老人ホームへの入居を考えていたはずだ。

つまり
「老境に差し掛かる頃の独り者のカウボーイ」。それがこの世代を象徴するゲイという男なのだ。
彼が、とき至りて、自分で捕らえていた夢と、握っていたロープを 自らの手で放す。

・・この世代間のストーリーとして、
似たような段階を経てきた者として、僕には激しく痛く、衝撃をもって、これら三者の生き様が胸に響いたのだ。

・・・・・・・・・・・・・

時代が変わってしまって、仕事や夢を諦めなければならなかった、私たちのこの数年。
3年間の本当に辛かったコロナ禍。
戦争と、円安と、増税と、原油高と、地震と。
加えて農水産業界には、冗談ではない深刻な打撃を与える世界的気候変動と。

クラーク・ゲーブルが時代の変わり目を嗅ぎ取り、「カウボーイを辞めようか」と、目を細めて笑いつつ逡巡する― 彼の寂しい目。
娘ほど年下のロザリンを愛でながら、年輩者として身の程を知るゲイ。
転職してランドリーの店員になろうかと云うセリフ。
これは私たちの現代にそのまま通じるけっこう重たいテーマだったのです。

でも本作は、ヒロイン=マリリン・モンローのおかげで何とか娯楽映画の体を守っています。
ワードローブの扉に自分のピンナップを発見して慌てるシーンや、たくさんのボケかましの台詞。

(これがもしもイングリッド・バーグマンで、ポーランド映画であったなら・・観る当方の落ち込み様も、相当のものだったと思うけれど)。

・・・・・・・・・・・・・

原題は【 The Misfits 】
つまり
「(社会に)適合しなくなった者たち」という意味。

クラーク・ゲーブルは、スタントマンを立てずに荒馬に引きずられるあのロケを終えて、クランクアップの直後に亡くなっています。
あれは本人にもその自覚があったのだろうか?
ストーリーそのままに「大スターが西部劇のヒーローを引退する“最後の儀式"」になってしまった訳です。
熱狂的なゲーブルファンからは「お前が殺したのだ」と猛烈な誹謗中傷と叩きに遭ったロザリン。
=2年後に、このロザリンを演じたマリリン・モンローも死去。

二人の主演者にとって遺作となってしまったこの作品には、なにか胸が詰まらずにおられません。

そこには自然がある。
生きるんだ。
寝て、起きる。
わかるわ・・

映画界を離れてあの世に越した二人。

印象的な台詞を脚本のここかしこに散りばめたヘンリー・ミラーの力作でした。
予想外の傑作でした。

レビュー数はこんなに少ないし、
評価の低い人たちのことを責めることはしないけれど、きっとそういう人たちは若い第①世代か、まだ勇壮な働き盛りの第②世代に、現在ご本人が立っておられるのだろうと思う。

もっと多くの人に観てもらいたい。
特に第③世代の方々に勧めたい。
僕は「自分の姿」を見るようでした。
一生忘れることの出来ない一本になりました。
鑑賞日:2024年6月15日 DVD/BDで鑑賞

本ページに掲載されている商品およびサービスの名称は各社の商標または登録商標です。

Amazon Prime Videoは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
Apple TV+は、Apple Inc.のサービスマークです。
FODプレミアムは、株式会社フジテレビジョンの商標または登録商標です。

映画ニュースアクセスランキング