バカヤロー! 私、怒ってますのレビュー・感想・評価
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あり得ん話ではあるけどね
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1本目は細かい婚約者から、太るなとか小言ばかり言われる女の子の物語。
双方の親族での食事会でブチ切れて、男に逆にホレ直される。
2本目は父親がうるさくて週末も終電で帰らざるを得ないOLの話。
おかげで男にフられ酒飲んでキレて、男の新恋人との仲を邪魔するわ、
深夜にその男のホテルを訪問して大声で叫んだり、周囲に大迷惑かける。
そしたら何故か男がホレ直してヨリを戻し、近所へ引越して来た(場)
3本目はタクシー運転手の話。
実際に色んな面倒な客がいて大変やなって話。
最後はイチャつく客にブチ切れ、男に運転させ、自分が女とイチャつく。
・・・つもりだが根が真面目なためかしこまってしまった。
4本目は強引に海外転勤を決められ、英語を勉強させられる男の話。
パーティーで外国人の偉いさんにコケにされ、英語でブチ切れる。
ついでに自分をいいように転がして来た上司にもブチ切れ。
そしたら逆に外国人に見直される。
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高校時代かな、これを見たのは。所々記憶に残ってるシーンがあった。
まあコメディなんで今さら突っ込むのは野暮やけど、あり得ん(場)
3本目以外はブチ切れた事で逆に認められるってパターンやもん。
まあ面白かったからそれでええけどね。
そういや同じパターンで、ざけんなよってドラマシリーズがあった。
タクシー運転手の話が印象的。
今見ると、とんでもなく豪華なメンバーだなと思う。
この頃から予算がない若い才能を何とかして世に出そうとするプロジェクトが動いていたのだろう。短い話をまとめたオムニバス形式の映画が注目を集め、レンタルビデオとして消費される時代になった。
イッセー尾形が脇役で出演したタクシー運転手の話が印象的だった。
あとは自分にはあまり関心のない恋愛がテーマの話が多く、チャプターが打ってあれば確実にスキップするに違いない。時代だから、それも出来ないけど。
オムニバス
○第一話「食べてどこがいけないの?」
庶民的な大家族に育った静香(相楽)は冷徹で神経質な婚約者の沼山和樹(伊原剛志)から食事のマナーや体系について不満を漏らされた。ホテルでベッドインしても、彼女の体型を調べるためだったので、何もせずに帰ろうとする。
両家の家族が揃って食事会。それまで鬱積したものが一気に噴き出す様子は森田芳光の得意とするところなんだろうな。『家族ゲーム』を思い起こさせる展開だ。
○第二話「遠くてフラれるなんて」
OLの軽間佐恵(安田成美)は都心から離れた一軒家に家族と同居しているため、終電に間に合わせようとして恋人・大石とのデートも満足できない。一大決心をして大石とホテルに泊まることにしたが、彼から別れ話を切り出される。一人で二泊もするホテル。しかも大石は別の女と同じホテルに泊まってる。泥酔した佐恵は彼の部屋にどなりこみ・・・
上手くいくわけない。このカップル。盛り上がりにも欠ける。中島哲也にもこんな作風の時代があったのかと妙に納得。
○第三話「運転する身になれ!」
新人タクシー運転手・益子雅久(大地康雄)。美人ホステス(斉藤慶子)を乗せてアパートの部屋まで運び入れる。最終的には、以前チケットが使えないと文句を言ったカップルを乗せ、いちゃつかれて激怒してしまうまで・・・タクシー運転手の鬱憤はかなりリアルなんだけど、いちゃつかれて違う目的地に連れてっちゃいかんな。回送にしないで乗車拒否するのもよくない。こんなことで怒ってたら運転手は無理!ゲロ吐かれたときに怒れ!
○第四話「英語がなんだ」
ビジネスマンの向坂(小林薫)はシカゴに転勤することになったため、英会話の勉強に励むが思うように上達しない。そんな折、シカゴのVIPを招待したレセプションに参加した向坂。徐々に鬱積を我慢できず、女好きの大男グラマンを罵倒する。
第一話、第四話は面白かったが二、三はダメ。
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