博多どんたく

劇場公開日:

解説

企画は「生活の樹」につぐ服部靜夫。「生活の樹」「素浪人罷通る」の八尋不二がシナリオを書き「悪魔の乾杯」につぐ丸根賛太郎が監督する。カメラは「田之助紅」「素浪人罷通る」の川崎新太郎が担当、主演は「素浪人罷通る」の阪東妻三郎「幸福への招待」の入江たか子「月の出の決闘(1947)」の尾上菊太郎「宵祭八百八町」の喜多川千鶴ら。

1947年製作/81分/日本
配給:大映・京都
劇場公開日:1947年12月30日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

4.5博多どんたく

2015年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

楽しい

寝られる

痛快阪妻の異色時代劇・GHQ規制のために剣劇シーンはないが。博多の武家社会が押し付ける横暴な要求に町民が爆発する.年に一度の無礼講で阪妻の町人、博多八丁兵エが無法な政治に御前の前で批判する、最後は阪妻を斬ろうと武家が押しよせるが、刀もないこの八丁兵衛を斬れるもんなら切ってみろと、橋の欄干で寝そべる。。その迫力に負け武士はタジタジ。そこへ多勢の町人から阪妻に大喝采、胴上げされ映画は終わる。阪妻の帽子をかぶった恰好悪い町人が実に絵になる・戦後の阪妻は一介の剣劇スターを飛び越え。全然ノーメイク、本当に枯れた演技で客を魅了する。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
pj2000akira