「悪夢の描写が上手すぎる」PERFECT BLUE パーフェクトブルー 夏央さんの映画レビュー(感想・評価)
悪夢の描写が上手すぎる
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映画館での再上映で初鑑賞。
アニメーションとしての描写が上手すぎる。歩いている人と視線を一緒に連れていってくれる序盤から。
話の展開とドラマの展開が重なるのも、現実かドラマ撮影か夢か幻覚かわからなくなる主人公の視界を強制的に理解させられる。これはアニメでやるべき映画。
特に最後のシーン。今のアニメーション映画のような疾走感がない描写だからこそ、追いかけられる夢の中で上手く走れないあの感じ、がすごくリアルで本能的な恐怖を掻き立てられる。
東京で女性、一人暮らし、帰路でまだ恐怖の余韻が追いかけてきてずっと心の奥底から怖い。
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