「完璧な青とは?」PERFECT BLUE パーフェクトブルー ダークブライトさんの映画レビュー(感想・評価)
完璧な青とは?
1998年のリバイバル上映でした。
先日、千年女優を観て気が緩んでいたんですよ。
この手の恐い系は苦手だからあらすじ読んだ時点で敬遠してたのに、つい観てしまいました。
こういうのはサイコホラーとでも言うんですかね?
とても恐かったす。
千年女優でも使われていた現実なのか撮影なのかよくわからないクルクル変わる場面転換手法によるミスリードに次ぐミスリードですっかり騙されました。
そしてやっぱ撮影だってわかっていてもエグい印象の残るレイプシーン。
物語の中の承になる重要なシーンではあるけど、見ているこっちも辛かった。
これこそ、そう思えるように作り込んだ監督の手腕なんだろうね。
苦手なジャンルの作品ではあるけど、怖さ、エグさ、闇深さ、狂気の沙汰、真犯人のどんでん返しまで描きの完成度がとても高い作品だと思います。
が、何度もは見たくはないですね。苦手なジャンルだし、怖いし、辛くて重い気分になる。
ところでタイトルは何で PERFECT BLUE なのだろう?
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ダークブライトさんのコメント
2024年2月11日
CBさんコメントありがとうございます。
なるほど!ブルーな気持ち、確かになりますね。作中にPERFECT BLUEなんてワードもヒントもなかったし、作品のイメージも青より赤や黒(闇)の方がピンとくるし、タイトルの意図はなんだろう?って疑問でした。
ありがとうございます◎
CBさんのコメント
2024年2月10日
タイトルについて聞かれた監督は、「原案のタイトルがそれだったから」と答えられたとのこと。
つまり、みんなで好きなように考えていいってことですね。
俺だったら「完璧にブルーな気持ち」かなあ…それじゃ悲しいか。