野狐笛 花吹雪一番纏
劇場公開日:1960年1月21日
解説
村上元三の原作を、松村昌治と永江勇が脚色、「快傑黒頭巾(1958)」の松村昌治が監督した娯楽時代劇。「恋山彦」の吉田貞次が撮影した。
1960年製作/76分/日本
配給:東映
劇場公開日:1960年1月21日
ストーリー
三次は、死んだ親父宗七のよしみで町火消「に組」の初五郎に引きとられた。三次には、呉服問屋秋田屋作兵衛の娘でおきぬという幼馴染があったが、旗本尾形玄蕃との縁談が起っているという。三次は初五郎から意外なことを聞かされた。三次は、古ぼけたうちかけと、薄の中を走る野狐を銀で象嵌した横笛と一緒に、浅草で宗七夫婦に拾われたのだ。その日から、三次の背中に笛と同じ野狐の刺青がはね上った。--市中で火の手が上った。火事場では、町火消「に組」と弁慶、千坊主ら定火消の一隊が混乱、三次は邪魔だてする千坊主を鳶口で倒した。死罪も当然だが、どうしたことか、三次は奉行所で伊賀守の取調べを受けた後そのまま帰された。三次の無罪を尾形一味がだまっているわけはない。三次をおびき寄せるため、おきぬが囮に捕われた。秋田屋に火を放ち、火消しを率いて証拠をインメツし、三次を下手人に仕立てようというのだ。三次は尾形邸に忍びこんだが、おきぬと地下室に閉じこめられ水責めにあった。二人を救い出したのは、三次の幼友達の新吉と、「に組」ひいきの両国関だった。秋田屋に火がつけられた。尾形一味と「に組」がぶつかり合った。伊賀守が駈けつけ、尾形を捕えた。--三次とおきぬが、初五郎夫婦に送られて旅立った。物かげで見送る伊賀守。彼こそ三次の実の父だったのだ。
スタッフ・キャスト
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野狐三次東千代之介
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お浅松浦築枝
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おとし千原しのぶ
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秋田屋作兵衛香川良介
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おきぬ丘さとみ
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新吉里見浩太朗
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小花大川恵子
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稲妻雷五郎東富士
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両国梶之助若杉恵之介
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相馬山五味勝之介
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お福花園ひろみ
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吉公堺駿二
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常蔵本郷秀雄
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勘八尾上鯉之助
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大次郎時田一男
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弥三那須伸太朗
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尾形玄蕃小沢栄太郎
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戸祭主膳戸上城太郎
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柴田兵庫楠本健二
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小角外記関根永二郎
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島田帯刀古石孝明
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西口伝蔵加藤浩
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坂根多仲瀬川路三郎
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檜垣陣内小田部通麿
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磨弁慶の庄蔵富田仲次郎
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千坊主の丑松吉田義夫
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蝮の権次浜田伸一
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久兵衛有馬宏治
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おはる山東昭子
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大橋周平長田健
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琴栄五条恵子
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染竜吉田江利子
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照葉霧島八千代
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筒井伊賀守大河内傳次郎
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に組初五郎月形龍之介