眠狂四郎多情剣

劇場公開日:

解説

柴田錬三郎の原作を「眠狂四郎炎情剣」の星川清司が脚色、「ザ・ガードマン 東京用心棒」の井上昭が監督した“眼狂四郎”シリーズ第七作目。撮影は「眠狂四郎魔性剣」の竹村康和。

1966年製作/84分/日本
配給:大映
劇場公開日:1966年3月12日

ストーリー

眠狂四郎は、ある日“菊”とだけ署名のある書状に呼ばれて、江戸の岡場所“井筒”という娼家へやって来た。そこで狂四郎はたまたま、はるという少女の水揚げに出喰わした。はるは何故か恐怖と憎悪の眼で狂四郎を見た。その時、突然狂四郎は、下曽我典馬を始めとする、武州疾風組の一隊に襲われた。狂四郎は、冴えわたった剣さはきで、それらの敵をなぎ倒すと、その内の一人をつかまえ、敵の正体を証した。はたして、彼らをあやつる首領は、将軍家息女菊姫であった。狂四郎の脳裏に数年前の菊姫との出会いが甦えった。--淫虐な遊びに明け暮れ、遊びあきた男どもを次々と殺していた能面をつけた菊姫。狂四郎はその能面をひきさき、その下にかくされた、菊姫の醜貌を世間にさらしたのだ--。“井筒”での突然の襲撃は、その復讐の前ぶれであった。狂四郎は、難をのがれると、何かいわくありそうな少女はるを引きとり、住いの浄関寺へ連れもどった。はるは、父親を侍に殺されたため、侍すべてを憎むようになっていたのだ。狂四郎は、そんなはるの気持が不憫でならなかった。が、そんなうちにも菊姫の魔の手はのび、馬庭念流指南赤松勘兵衛の妻志乃を殺し、その罪を狂四郎にきせた。狂四郎は仕方なく、菊姫におどらされて彼を襲ってきた勘兵衛を斬ってすてた。その間も、狂四郎の命を狙って、菊姫の息のかかったお酒落狂女や、伝法な女おひさが、手をかえしなをかえ罠をはっていた。そして狂四郎が一筋縄では命を奪えぬとみるや、ついに狂四郎のもとに一緒に住むはるを奪い、狂四郎を菊姫屋敷におびき入れ、総攻撃をかけた。が、狂四郎の円月殺法は、そんな菊姫の執念を断ら切るかのように冴え、ついに菊姫が頼りとする、典馬をも斬った。今やこれまでと観念した菊姫は、狂四郎の剣をまたずに、自害し果てた。狂四郎は、はるを連れて風の鳴る武蔵野を後にした。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.5帰ってきた菊姫

2023年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

醜い姫、菊姫が眠狂四郎を殺そうと、あの手この手で襲いかかる。
今回のヒロインは水谷良重だが、果たして・・・。
円月殺法の新たな封じ手が披露される。

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いやよセブン

3.0菊姫じゃー

2020年6月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2020年6月21日

映画 #眠狂四郎多情剣 (1966年)鑑賞

転びバテレンと日本人のハーフである #眠狂四郎 が豊臣秀頼が佩刀していた無想正宗を帯び、 #円月殺法 を駆使して戦う剣豪ブームの先駆けの作品

#市川雷蔵 は37歳で亡くなったそうだが、そのことも影響して大映は倒産したらしい。スゴい!

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とし

3.0殺害の嫌疑が・・・

2019年8月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kossy