日本侠客伝 絶縁状のレビュー・感想・評価

シリーズ第八弾‼️現代の東京を舞台に、組長の座をめぐる権力争いに絶縁状を叩きつけ、一人任侠道を守り抜こうとする健さん・・・‼️今までのシリーズ作でヤクザを美化しすぎていたのか、かなり雰囲気が違う異色の八作目‼️ヤクザが暴力団と呼ばれる時代、渡辺文雄さん扮するインテリヤクザがハマり役だったり、ラストがパトカーの赤いランプが回っているカットで終わったりして、近づく "実録モノ" ブームの狼煙がチラホラ見える作品‼️しかしラストはおなじみ、長ドスを手にした健さんの殴り込みです‼️相変わらずカッコいい‼️

2024年3月8日
映画 #日本侠客伝 絶縁状 (1968年)鑑賞

警察から「堅気になって組を解散すれば獄中にある会長を釈放する」と内示を受けた健さん。乱れた組に嫌気が差し、また会長の体を心配し、単独で自分の配下の組を解散する

奥さん役の #松尾嘉代 さんが可憐で可愛かったです

これまでは昔の話だったが、今回は製作当時の時代設定となっていた。
ヤクザと暴力団が同一視され、生きにくい世の中で任侠道の主人公（高倉健）は組の解散を考えていた。
その後の実録路線を想起させる興味深い一本だ。