「そこだけが残念無念!」名もなく貧しく美しく La Stradaさんの映画レビュー(感想・評価)
そこだけが残念無念!
ろう者の父母と健聴者の息子(CODA)の家族が世間の偏見と闘いながら生き抜くという現代にも通じる物語です。手話に字幕を付けるという今では当たり前の仕組みは本作から始まったのだとか。ベタな展開にも見えるのですが丁寧に撮られているので、家族の遣る瀬無さに心が揺さぶられっ放しでした。それだけにラストが! あのまま終わってはいけないのか?その作為が残念で悔しくて仕方ないのでした。
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