波の数だけ抱きしめてのレビュー・感想・評価
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中山美穂さんを偲んで 2作品目 日焼けしたミポリンが堪らない
91年公開作品
所謂ホイチョイ三部作最終作
バブルの終焉
監督は『私をスキーに連れてって』『彼女が水着にきがえたら』『メッセンジャー(1999)』『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』の馬場康夫
脚本は『私をスキーに連れてって』「彼女が水着にきがえたら」『僕らはみんな生きている』『ショムニ』『お受験 OJUKEN』の一色伸幸
大学生が最後の夏に湘南の浜辺を網羅することを目指すFM局を開設する青春物語
サウンドはユーミン中心
冒頭5分くらいなぜかモノクロ
それからカラー
終盤1時間34分頃から再びモノクロ
約4分後に再びカラー
82年がカラーで91年はモノクロ
91年もラストにカラー
田中真理子は仕事の都合でアメリカで生活する両親と同居するためしばらく日本を離れること予定
小杉正明は7年間告白できずにいるという設定のはずだが高校卒業前にも告白していてその時は真理子が断っていた
友人の高橋裕子が小杉のことが好きだから気を遣った形もそれを知ってか裕子も熱は冷めたふりを見せる
無線マニアの芹澤良明は友人の小杉についても詳しく行動パターンを予測しズバズバ当ててしまうところが面白い
中山美穂と松下由樹がずいぶん日焼けしてる
特に松下由樹は焼けすぎ
ゴジラ対モスラに登場する島の原住民を彷彿させる
それはさておき7年間Tシャツを脱いだ時のビキニから溢れんばかりの乳房にびっくり
ビートたけしとのトーク番組で明石家さんまがセクハラ発言してゲストの松下由樹を呆れさせた原因を作った意外と大きめな美しいバストをちょっとだけ拝める
黄色いワーゲンが印象的
広告代理店勤務吉岡拓也の愛車
名刺を見ると「博放堂」もちろん元ネタは「博報堂」
二枚目だが三枚目で新品の中継機器をモーターボートで芹澤に届ける際も全くうまくいかない
結局田中真理子は91年に別と男と結婚する
夫を演じた俳優は誰?と思うがそれはともかく82年か9年の年月が流れた
時と同じくにしてバブル経済は崩壊したがそれはまた違う哀愁を感じた
配役
茅ヶ崎のサーフショップでバイトする都内の女子大生の田中真理子に中山美穂
高校時代から真理子のことが好きだがなかなか告白できない小杉正明に織田裕二
自作のミニFM通信機を使ってしまう無線マニアの芹沢良明に阪田マサノブ
田中小杉芹沢の高校時代の同級生の高橋裕子に松下由樹
真理子に一目惚れする大手広告代理店の社員の吉岡拓也に別所哲也
吉岡の先輩社員の池本に勝村政信
吉岡や池本の上司に矢島健一
みんなクロい‼️
44番
懐かしい
中山美穂が色黒
91年に82年を回想している。82年は顔グロブームがあったのか、みんな色が黒い。そして焼け方があんまり美しくない。中山美穂を中心とするグループがミニFM局を運営しているのだけど、音楽を掛けて時折交通情報や警察の取り締まり状況を伝える。何時から何時まで放送しているのか不明だし、あんなの聴く人いるのだろうか。店のすぐ前にいる人しか聴けない。それを数キロに拡大してJTがスポンサーとなる企画を立ち上げる。中山美穂は初日だけ録音テープを用意してとんずらしようとするし、責任感がまるでない。そもそもラジオを運営するような情熱がまるで感じられないし、そもそも電波に乗せて何かを伝えようと言う意思がない。大好きな音楽をみんなに聴かせたいでもいいと思うのだけど、普通のFMで掛かっていそうな曲ばかりだ。
ラジオは好きで今も聞き続けているため、虫唾が走る。
中山美穂が先日亡くなったばかりで、追悼したい気持ちもあったのだけど特に個性もないし、まったく魅力が感じられない。別所哲也の女の扱いもひどい。広告代理店は今や中抜きの代名詞みたいな社会の悪だ。
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