ドレミファ娘の血は騒ぐのレビュー・感想・評価
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秋子は平山教授や学生たちに出会う。 秋子は平山のゼミの実験に参加する。 ほとんどのシーンが意味不明だし、 わかろうとも思わない。 時間を無駄にしたと思える。 満足度は5点満点で1点☆です。
動画配信で映画「ドレミファ娘の血は騒ぐ」を見た。
1985年製作/80分/日本
配給:ディレクターズ・カンパニー
劇場公開日:1985年11月3日
洞口依子
伊丹十三
黒沢清の監督第二作らしい。
『GORO』の「激写」で人気が出た
洞口依子の映画デビュー作でもあるらしい。
製作当初のタイトルは『女子大生・恥ずかしゼミナール』。
日活ロマンポルノとして製作されたが、
納品拒否されらしい。
からみのシーンを減らし一般映画として編集しなおした。
お蔵入りしかけたが『ドレミファ娘の血は騒ぐ』に改題し公開に漕ぎつけたらしい。
伊丹十三は1985年に「タンポポ」を撮っているし。
1987年には「マルサの女」も撮っている。
どうしてこの変な映画に出演したのだろうか?
黒沢清と伊丹十三の関係性も気になる。
オファーされた映画に単に出ただけなのか?
田舎から某大学にやって来た秋子は平山教授や学生たちに出会う。
秋子は平山のゼミの実験に参加する。
ほとんどのシーンが意味不明だし、
わかろうとも思わない。
時間を無駄にしたと思える。
満足度は5点満点で1点☆です。
シュールでキュートで理屈ぽくてポップなり
大学構内のあの気怠さがリアルでたまらない。
あの唐突なる
ミュージカル展開でこれまでの平坦ギリギリ映画力が
爆発して。
緻密に構築されたカメラアングルやカメラワークが空間を異化しておりお見事。
ヒロインが魅力的。
伊丹十三がかっこいい。
女と男をきちんと撮れたから、もうそれだけで傑作だ
懐かしい
その昔、シネウインドで見た記憶があり、その際も意味が分からなかったような気がするのだけど、当時はこのような映画を理解してこそセンスがあるみたいな気持ちで面白かったと無理矢理思い込もうと努力した記憶がある。改めて見ると特に面白くない。理解する必要も全くない。
一般人にまざって、本当の役者である伊丹十三がやたらと見栄えが良く、かっこよくて本物な感じがする。洞口依子がかわいい。
恥ずかしながら洞口依子をずっと「ほらぐちよりこ」と読んでいた
恥ずかしさとはなんぞや?んどと、心理学の教授でさえ悩んでいたけど、裸だとかセックスだとか、それだけをテーマにしてみると、結局のところ快楽が上回ってしまうので命題は解決しないのだろう。むしろ、この作品を今の黒沢清監督に観てもらうことが恥ずかしさのレベル10に到達するんじゃないかと想像してしまう。
もとは日活ロマンポルノのために作ったシロモノだったのに、芸術作品に昇華しようとして、結局中途半端になってしまった印象が残る。それでも見事な脱ぎっぷりの洞口依子の魅力は見事に引き出している。
ホラーに傾倒してからの黒沢作品はあまり好きじゃないけど、かつて講演会を聴いてからは彼の映画に対する純粋な情熱に感動さえしてしまった。それはジェームズ・コバーンについての内容が多かったこともあって、俳優さえよければ素晴らしい作品が作れるはずなのだと彼の全作品をチェックしたくなったほどだった。
そんな監督の初期作品。学生の自主制作映画の延長線上のような仕上がりではあるけど、随所に偉大な映画作家の可能性が隠されているような気もした。ただ、音楽こそが感動を与える唯一のものだと主張しておきながら、音楽はダサい。
最初に見たのは20年ほど前。洞口依子ファンだったため。
何とも奇妙な作品。 登場人物は全員おかしな部分があり、セリフも棒読...
大学は花盛り
1番好きかも
黒沢清作品では1番好きかもしれない。
とは言っても、出来が良いというわけではない。が、撮ったのが若い頃だし仕方ない。
ロマンポルノとして作ったらしいですが、却下されたので一般作品化したらしいですが、そりゃあ元々はからみシーンがあったか知らんが、こんなヘンテコなポルノは却下でしょうよ 笑
映画の内容は「青いなぁ」という印象だけど好感持てます。
構図の巧さと拘りは若い頃からなんだなぁ。凄い。
ワンカットワンカットに緻密な計算を盛り込んで作っていると思う。その拘りで撮ったからみシーンは是非観たかったが、存在しないのだろうか。残念な限りである。
洞口依子も素晴らしい。この人が主演だから成り立った映画と言っても過言ではないかも。
哲学的だか詩的だかよく分からん台詞を1人で喋らせても画面に彼女が存在する事でシーンとして成り立ってしまうのは凄い。謎の実験シーンも綺麗でした。
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