どっちにするの。のレビュー・感想・評価
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中山美穂さんを偲んで
歌手で俳優の中山美穂さん
2024年12月6日自宅の浴槽にて54歳で他界
YouTubeで鑑賞
89年公開作品
過去にVHS?で鑑賞
久々2度目の鑑賞
今世紀初鑑賞
懐かしい
どう見てもアイドル映画
年齢の割に芸歴が長いせいかわりと上手な中山美穂
社長ではなく副社長と言うのがミソ
原作は『セーラー服と機関銃』『探偵物語』『ふたり(1991)』『あした』『三毛猫ホームズの推理』の赤川次郎
監督と脚本は『香港パラダイス』『毎日が夏休み』『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』『デスノート the Last name』『リンキング・ラブ』『ガメラ3 邪神(イリス)覚醒』金子修介
コメディーラブロマンス
粗筋
USA NYに本社を持つ玩具メーカーのパンプキンカンパニーの完全子会社で日本法人のパンプキンカンパニージャパン
リストラ要員だった総務部の高卒2年目平社員鈴木伸子と高卒新人平社員高橋純子と万年係長北林竹千代はコンピューターのトラブルでまさかの大出世
後輩の純子が社長になり伸子は副社長
北林係長は専務に
純子や北林は有頂天になってしまったが伸子だけは戸惑いつつ比較的冷静だった
実は社長秘書の児玉と重役の山本による暗躍でパンプキンカンパニージャパンをわざと倒産させアメリカの親会社から切り離し桃太郎玩具と合併するための悪巧みが進行されていた
児玉らの嫌がらせで新商品の発表ができなくなり代わりに出した苦し紛れのキャラクターがアメリカのパンプキンカンパニー会長に大ウケ
キンパンプ人形として売り出され大ヒット
倒産寸前から大逆転
それでも児玉らの計画は成功し嵌められた伸子純子北林の3人は責任を取る形で役職を解かれそのまま退社をすることに
原作のタイトルは『女社長に乾杯』
10代の頃に赤川次郎はよく読んだが今のところ手元には一冊もないかあったとしても自宅のどこにあるのかもわからない
赤川次郎はよく映像化される大衆ウケする作家だがその反面で薄っぺらく文学的には全く評価れない
村上春樹には信者もアンチもいるがあっちは大人向けで赤川次郎は80年代の10代の思春期向けといえる
作品そのものが然程優れているわけではないので映像化する際はそんな素材をどう料理するか脚本や演出の腕の見せ所である
原作では主人公の伸子が社長で純子が社長秘書と立場が逆になっている
原作は82年に発表された所謂ライトノベル
1972年に男女雇用機会均等法が制定されたもののまだまだ80年代は女性が平社員から社長に昇り詰めることなんてあり得なかった時代
息子がいない社長の子供とか小さいながらも一代で立ち上げた社長なら女性でも稀にいたかもしれないが
当時のフジテレビなんて鹿内氏の方針で女子アナは事実上25歳定年制が敷かれいたくらい
真田広之の遊園地の絶叫マシーンや小型飛行機のの中でのはしゃぎっぷりが印象的
やはり中山美穂は昨今のアイドルグループの女の子たちとは格が違う
早すぎるよミポリン
配役
玩具メーカーのパンプキンカンパニージャパンの総務部のヒラからコンピューターの不具合で副社長に抜擢される桑田伸子に中山美穂
伸子に惚れてるパンプキンカンパニージャパンの社内メール配り担当の沢口丈彦に風間トオル
パンプキンカンパニーの会長の孫で女子高生の波子・パンプキンに宮沢りえ
伸子の総務部の後輩で入社一年目の新人でありながらコンピューターのミスで社長に抜擢された高橋純子に伊藤智恵理
社長秘書の児玉益男に石橋蓮司
カワイ製菓の社長に石井光三
部長の景山に山本清
総務部の課長の岬に上田耕一
人事部長の青木栄一郎に津村鷹志
パンプキンカンパニーの会長のパンプキンに大月ウルフ
デパートの主任に草薙良一
社長の尾島に加藤和夫
まきに日原麻貴
女子高生に中嶋美智代
委員長の大林に石井富子
総務のOLを取り仕切る御局様の稲田和子に千うらら
トークショーの司会に片桐はいり
小型飛行機の操縦士に渡辺航
居酒屋店員に米山善吉
総務部係長からコンピューターの不具合で専務に抜擢される北林竹千代に小林克也
日本の同業企業の桃太郎玩具から引き抜かれた重役の山本淳に真田広之
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