ど根性物語 銭の踊り

劇場公開日:

解説

「穴」の久里子亭がシナリオを執筆「太平洋ひとりぼっち」の市川崑が監督したアクションもの。撮影は「座頭市千両首」の宮川一夫。

1964年製作/90分/日本
原題:Money Talks
配給:大映
劇場公開日:1964年5月2日

ストーリー

気っぷが良くて腕っ節の強い、そしてまがったことは大嫌いな町田八百は、轢逃げの車を見つけると車をぶつけてでも引っ捕らえる程の正義漢。大衆食堂の給仕女が酔客にからまれたりすると自分から喧嘩を買って出る始末。そんな彼が、ある日仕事の帰り、得体の知れないグループにつれ去られた。江戸をリーダーとする堀川、姫の殺し屋グループだ。彼等は背後にあるボスの指令により、社会に害毒を流す者を消すのだという。彼等は八百のど根性を高く買い月給三十万で仲間にした。まず第一の殺人は、金融業者遊佐で、高速道路の上で事故と見せかけて殺害した。そんなある日、八百は彼等のアジトであるL・C・Q音楽事務所で、八百がかつて大衆食堂で助けた給仕女十条月見に再会した。彼女は八百との再会を喜んでいるようだ。さて第二の殺人は麻薬王のクロード・デントンだ。デントンこそは彼等三人の殺し屋の背後のボスであった。狙って消した男の事業を手に入れては利益を収めるこのボスこそ、三人にとっては消さなければならない存在なのだ。彼等はデントンの乗る電車を貨物列車に衝突させるよう八百に頼んだが、多くの乗客の迷惑を考えて八百は断った。そして八百は江戸一味から追われる立場となった。が、八百は、なんとか自分一人でデントンを消そうと、あとをつけた。そして、姫の計画を失敗させると国電の中からデントンを京浜新六号埋立地に誘い、かけつけた江戸らと格闘の末ついに彼等の全てを消した。実は麻薬モニターをしていた月見のとめるのも聞かず八百は、海にとびこむと、小さく消えていった。

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