「三船敏郎、伊藤雄之助、佐藤允、仲代達矢」血と砂(1965) 散歩男さんの映画レビュー(感想・評価)
三船敏郎、伊藤雄之助、佐藤允、仲代達矢
戦争映画でありつつ娯楽作とはどのようなものであるか?岡本喜八監督はその答えを教えてくれる。それも容赦のない形で。
軍楽隊がいきなりジャズ! 若い兵士が各楽器パートで呼ばれ、最前線でありながらとぼけたユーモアを交えつつ三船敏郎の曹長に鍛えられていく。しかし、そんな中でドライなタッチで人が壮絶に死んでいくのだ。
そしてラストの攻防戦の凄まじさ!!聖者の行進の響きと終わらない爆撃。身震いするほどの熱いメッセージ。いやーまいりました。こんな反戦映画は見たことなかった。
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