「牧瀬里穂」東京上空いらっしゃいませ うんこたれぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
牧瀬里穂
相米慎二監督作、牧瀬里穂のデビュー作品である
牧瀬里穂は自分と同い年、同学年の数少ないスター俳優(他は藤原紀香、萩原聖人くらい…)
当時の牧瀬里穂は前年のJR東海のシンデレラエキスプレスのCM(山下達郎の例の歌、日本がバブルで一番ウカレポンチだった時代)で注目され、このデビュー作品
当時は洋画全盛で、自分はこの映画に全く興味がなかったのだが(アイドル映画だし…)現在齢50も過ぎドレドレと師走の渋谷まで…
とにかく、デビュー直後の牧瀬里穂が常に声を張り上げて演技も一本調子、共演の若き鶴瓶も二役をこなしているが、両方ともはっきり言ってウザイ…
牧瀬里穂は男の子みたいなキャラで、髪型も前髪ぱっつん、子連れ狼の大五郎みたいだ(色気ゼロ、まだ当時18だしね)
中井貴一が出てきて何とか場を中和するという感じ
鑑賞中、昭和の大映ドラマ堀ちえみ主演の「スチュワーデス物語」を観ているような(あそこまで酷くはないか…)
中盤、牧瀬里穂がハンバーガー店でアルバイトをするのだが、バイト初日から突然ワンオペにされ、注文されたハンバーガーを適当に残飯のように作るシーンが唯一、個人的に大爆笑!&制服姿が可愛かった(それを相米演出、伝家の宝刀長回しでみせる!)
牧瀬里穂はその後、宮沢りえ、観月ありさで3M(スリーエム)と一括りにされ、歌も出し(やっぱり歌い方も一本調子)それなりに時代の寵児だったが、はなわに佐賀県の歌で松雪泰子と共にネタにされ、気づいたらNIGOと結婚し、現在に至る
公開当時の自分は、渋谷駅徒歩3分(桜丘)の風呂なしトイレ共同、日当たりゼロ、家賃2万円台のアパートに住んでおり、人生初のゴ◯ブ◯体験や、クーラー無し物件だったのでその夏体重10キロ減⤵️大学生なのに(アパートの前の)コンビニで夜勤三昧…
バブルとは全く無縁の生活だった、と…オワリ