劇場公開日 1982年4月17日

「訃報・・・真っ先に思い出したのがこの転校生」転校生 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0訃報・・・真っ先に思い出したのがこの転校生

2020年4月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、TV地上波

 公開当時は、股をさぐって「ない!」と叫ぶ女の子の予告編を見たものだから、てっきりオバカ青春コメディだとばかり思っていた。心の入れ替わりというファンタジー映画を土台とした、ノスタルジック映像満載の青春映画だったわけです。確かにエッチなシーン・・・上記の小林聡美の行動や尾美としのりが彼女にブラジャーをつけるシーンなど・・・も多かった。

 モノクロフィルム映像から、カラーへと変わり、ラストもモノクロへと変化する構成。一夫が8mmカメラを持っていたりと、映画への愛情も現れている。一夫の家の壁には名画座のポスターもあり、『駅馬車』、『アパッチ砦』、『ラスト・シューティスト』と変わっていくほど西部劇好きだったことがわかる・・・本当?

 最初に見たのはTVでしたが、その後にリバイバル上映を観た気がします(記憶はあやふや)。素敵な作品たちを残してくれた大林監督。ご冥福をお祈りします。

kossy
こころさんのコメント
2020年4月12日

そうですね。。(泣)

新型コロナ蔓延が何とか収束し、幾つもの作品の上映時期が重なった場合、どう上映されるんでしょうね??

こころ
kossyさんのコメント
2020年4月11日

こころさん、コメントありがとうございます!
キネマの宝箱、こちらでは一体いつの公開になることやら・・・
山田洋次監督の『キネマの神様』と同じころになるかもしれません・・・号泣の映画館ハシゴになるかもしれません。

kossy
こころさんのコメント
2020年4月11日

命を削って遺された「海辺の映画館 - キネマの玉手箱」、一層心に沁みそうですね。

こころ
bloodtrailさんのコメント
2020年4月11日

kossyさんへ
転校生が公開された年は、蒲田行進曲なんかもありました。あの頃の邦画も、それなりに元気だったんですよね!尾道は、最近「うさぎ島」と言われている大久野島とセットで、少しだけ観光客が増えてる気がします。

bloodtrail
kossyさんのコメント
2020年4月11日

近大さん、いつもありがとうございます!
肺がんで余命宣告されてから、いつかは来ると思っていたこの日。しかも精力的に映画を作り続けてきたなんて凄い人ですよね。
俺は多分大林作品の半分くらいしか見てません。いつか大特集を組まれることを期待してます。

こころさん、いつもありがとうございます!
ほんとに昭和の監督といったイメージが残りますよね。最近の作品であっても昔ながらのVFXを使ってるとか、今風じゃないところが素敵でした。

kossy
こころさんのコメント
2020年4月11日

昭和を彩った方がまた一人亡くなられましたね。

寂しいですよね。

こころ
近大さんのコメント
2020年4月11日

大林監督、亡くなられましたね…。
余命から3年強。
闘病しながらも2作品発表し、頭が下がる思いです。
奇しくも、昨日から公開される筈だった最新作で遺作の初日に逝くとは…。本来なら皆が観ながら、大林監督を偲んでいたでしょう…。
自分は『青春デンデケデケデケ』が好きでした…。

近大