「クールでヒップな映像と音楽」アメリカの影 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
クールでヒップな映像と音楽
オープニングで流れるロックンロールに、白人と黒人が入り乱れて踊り狂う。
重いベースの音が渋い、ジャズが流れる映像がクールでサントラもアナログで愛聴。
人種差別や将来への不安など、テーマになる問題をセリフでの説明やワザとらしい演出描写で伝える事もなく、観る側に感じ取らせるような手法にカサヴェテスの手腕が垣間見れる。
兄とマネージャーのやりとりや、仲間とフラついてばかりの弟、デートの相手に散々な態度の妹と、三人の様子を見ているだけで飽きることもなく。
とにかく、センスが溢れ、漏れ、出過ぎ!?
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