「悪い夢を観ているようだった」田園に死す はなてんさんの映画レビュー(感想・評価)
悪い夢を観ているようだった
これは寺山修司の自伝的作品だそうだが、現実と悪夢が入り混じっているような印象だった。
突然、チェロを弾く髭男爵みたいな人が現れたり、赤ちゃんを流した川の上流からひな人形を並べたひな壇が流れてきたりと、(いったい寺山修司はどんな子供時代を送ったんだろう)と思わざるをえなかった。
寺山さんは47歳という若さで亡くなられたということだが、幸せな最期であったことを願っております。
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