鉄火場の風
劇場公開日:1960年1月15日
解説
熊井啓の脚本を、「男なら夢を見ろ」の牛原陽一が監督した裕次郎のアクション・ドラマ。撮影は「にあんちゃん」の姫田真佐久。
1960年製作/89分/日本
配給:日活
劇場公開日:1960年1月15日
ストーリー
夜の津軽海峡を渡る連絡船の甲板に立つ一人の男。畑中英次は、東京の双葉組の元代貸で三年前、呉羽組組長殺人の犯人として逮捕され、網走刑務所に送られた。が、それは無実の罪で、実は呉羽組の元代貸、現組長・高木の呉羽組組長となり更に双葉組をもおさえようとの奸計によるものだった。確証はなかったが畑中はそれを知っていた。しかも彼の恋人那美は高木の情婦になっている。東京に着いた畑中は呉羽組事務所のあるキャバレー・モンパルナスで高木と会ったが物別れ、昔なじみのレストラン・万福の店主、木内をたずね再会を祝い合った。木内の娘昌子は畑中を恋していた。ところがその夜畑中のもとへもたらされたのは、十年間関東トコロ払いの親分衆への回状だった。高木が親分衆をたきつけたのだ。畑中は親分衆がそろう郊外の賭場へ乗込み高木とサイコロで対決、その八百長を一同にばらした。男を下げた高木は、かねて計画の野球場襲撃を企て仲間に畑中の乾分・健を引き入れた。襲撃の前に健をオトリに畑中をおびき出し室へ閉じこめた。安心した高木は呉羽親分殺しの真相を明かした。勝誇って去る高木。しかし健が秘かにおいて行ったジャックナイフで畑中は脱出した。野球場襲撃後、高木が高飛びするとにらんだ畑中は、那美のもとへ駆けつけその行方を聞きただした。案の定、高木から那美に飛行場へ来るよう指令が来ていた。那美を伴い飛行場へ急行した畑中と高木の間に激しい戦いが始まった。負傷しながら畑中は駆けつけた警官隊の応援で高木を倒した。「昌子さんと幸せに……」那美は畑中の前から去った。
スタッフ・キャスト
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畑中英次石原裕次郎
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相良那美北原三枝
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高木剛太郎芦田伸介
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速水健赤木圭一郎
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新田整梅野泰靖
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西川政一宍戸錠
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永田正雄深江章喜
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坂本直二黒田剛
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柳辰蔵河上信夫
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真壁鉄次佐野浅夫
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江島民平武藤章生
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馬瀬朝次郎東野英治郎
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木内一巳殿山泰司
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木内昌子清水まゆみ
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加藤博敏小泉郁之助
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佐々木忍浜村純
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鱶川謙三嵯峨喜兵
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役者歌村伊藤寿章
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マリー丘野美子
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セールスマン近江大介
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東雲会親分A峰三平
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東雲会親分B伊丹慶治
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武本寛土方弘
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球場経理部日守課長三島雅夫
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球場経理部係長神山勝
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球場塩原警備員八代康二
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球場警備員A玉井謙介
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モンパルナス・ボーイ二階堂郁夫
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街のチンピラA林茂朗
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街のチンピラB高田保
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鱶川の女秘書夏今日子
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歌村の弟子川村昌之
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バー・ベラミの夏子木室郁子
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バー・ベラミ客柳瀬志郎
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銀座のチャンネエ峯品子
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基地の刑事紀原耕
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ポン引松榎木兵衛