劇場公開日 2023年11月11日

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ツィゴイネルワイゼンのレビュー・感想・評価

全34件中、21~34件目を表示

1.0導入はよかったけど

2021年3月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

盲目の琵琶法師が出てきた導入は引き込まれたが、あとはストーリーについていけなかった。ストーリーってあったのか。

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まこべえ

4.0意味わからなかったけど

2021年3月20日
iPhoneアプリから投稿

女優さんが美人で最高
お弁当食べまくってるシーンが好き

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承太郎

4.0全く異次元の世界の怪談だ

2019年10月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

恐かった、どんな怪談映画より恐かった
肌に粟が立った

終盤までは何が何だかさっぱり意味が分からない
意味を考える自体が無駄な世界
ただ強烈に美しい映像がコラージュされ積み重なっていく

特記すべきなのは音声が独特なのだ
効果音はある、背景音もある
しかし音声と登場人物の行為に依って発生する音は別録になっているような音になっている
まるで映像とリンクしたラジオドラマを聴いているかのように独立しているのだ

全く異次元の世界の怪談だ
これを鈴木清順監督は目指したのかもしれない
このようなものは初めての映画体験だった
全くユニークな他に類のないものだ

終盤までは意味不明で前衛的な独り善がりな映画でしかなく最低の評価の他ないと思っていたのが、見終わって見れば覆ってしまった

日本映画のオールタイムベストにリストアップされるのは納得できるものだった

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あき240

3.5血に染まる

2019年1月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

難しい

女の股座から蟹が徐々にアップになる映像であったり清順美学に迷い込む独特な世界観。

食事のシーンが多くて食いっぷりも気持ち良く大量にコンニャクを千切るのも印象的。

奇想天外にも映る演出描写に色彩感覚が豊かな映像美など難解にも思えるストーリーに反して笑えるような、良い意味で雑に感じる場面もあり全体的に困惑してしまう!?

死のイメージを覆すリアルには描かない死。

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万年 東一

3.0清順美学

2017年10月13日
Androidアプリから投稿

ストーリー・台詞・BGMが殆ど無く、とにかく間が長い
スライドショーを眺めているようだった
それでいて楽しめるようなタイプのシュールさは無い
純文学を読んだ時の、或いはクラシックを聴いた時の退屈さに似ている
好きな人には堪らない雰囲気だろう

眼球舐めは良かった

ロマンポルノ好きにはおすすめできるかもしれない

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村岸猫目錠

4.0美しい日本のホラー

2017年2月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

食と性・性と生・生と死ーは、鈴木清順監督のテーマなのだろう。

この極めて現世的である、食と性は、死と繋がって存在している。

頭で理解しようとせず、感性で見る作品。

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Zukko

5.0恐怖と摩訶不思議な世界感を一辺に味わえる一粒で二度美味しい作品!!

2016年7月31日
Androidアプリから投稿

恐怖と摩訶不思議な世界感を一辺に味わえる一粒で二度美味しい作品!!

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もっもしー

1.0これが傑作かねぇ・・・

2016年6月2日
PCから投稿

『ツィゴイネルワイゼン』は日本映画史に残る傑作だと持ち上げられるが、実際には観客を突き放す不親切な映画だと評価してみたい。幻想的な映像の羅列にストーリーらしい骨格はなく、感情移入もできない。映画でストーリーなしに芸術的なことをやるなんて、メロディーなしで音楽をやるのと同じ。その驚きは5分しか続かないし10分で飽きる。映画全体で長々とやられたらたまったものではなかった。もし、無名監督の作品だったなら、この退屈さに耐えられる人がどれくらいいただろうか。カルト的に評価されているが、過大評価の典型だと思う。
鈴木清順の作品で誰が見ても面白いと言われタランティーノも面白いと言っている作品が「野獣の青春」。それから私が評価してるのは「河内カルメン」。そして映画通を自称する人々に高く評価されているのが「東京流れ者」だ。この作品がくだらなかったと言って、もう鈴木清順を見るのはやめてしまうのはもったいない。この三つはぜひご覧ください。

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KIDOLOHKEN

4.0怖さとエロさの見せ方がとんでもないことになってた。

2015年5月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖さとエロさの見せ方がとんでもないことになってた。

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ryota27

2.0生と死のはざま

2015年1月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

 これは手の込んだホラー映画だ。

 原田芳雄演じる中砂は死への欲動が大きく、対照的にその友人青地は死への恐怖に苛まれる。この二人ともが生への欲求は希薄に見える。しかしお互いの方向は逆なのだが、二人の死というものへの意識は非常に強い。とりわけ原田の死を欲望する表情が強烈である。

 中砂の周囲には絶えず死のにおいが漂っている。海辺の田舎町で誘惑した女は崖から転落死。興味本位で門付の後を追ってみるが、彼らは一人の女を巡って争ったあげくに、二人の男は地中に埋もれて消えてしまう。そして妻の園は女の子を生むと間もなく死に、その中砂の娘も終盤では生きているのかそうでないのかがよく分からない。
 そう、中砂の口をとおして語られる人々の生死はどれもはっきりしない。死んだことがはっきりとしていても、なぜ死ななければならなかったのかは謎なのである。彼の話をどこまで信じてよいものか半信半疑の青地と観客たちを取り残して、映画の半ば過ぎには中砂本人も死んでしまうのだ。

 最も不思議な感覚にとらわれるのは、妻の園が死に、代わりに昔の知り合った芸者の小稲が後添えに収まっているあたりだ。観客も青地も、中砂が「そっくりだろう」と言うから、園と小稲が別人だと思い込んでいるだけである。死んだ中砂が、自分のことなど忘れてあの世では園とうまくやっていると嫉妬していることからも、小稲と園は別の存在だと了解することはできる。しかし、夜ごと青地家を訪ねて、中砂が貸した本の返却をせまる小稲に、芸者時代の朗らかさが消えてしまっているのはなぜだろう。青地家に来た小稲の姿に、むしろ無心にこんにゃくをちぎっていた園の影を感じるのは私だけだろうか。あのこんにゃくをちぎる音は、まるで肉を引きちぎるような音で気持ち悪かった。
 園と小稲は果たして別個の人間だったのだろうか。別人だったとして、死んだのは本当はどっちなのか。映画は観る者を果てしない闇に迷いこませる。

 どっちなのか分からなくなってしまうものがこの映画にはもう一つある。それは、青地が園(小稲)とたびたび出会う切通だ。青地と出会った彼女が、もと来た道を引き返して青地について行くように思えるのだが、気のせいだろうか。切通のほの暗さと複雑な地形に幻惑されてはっきりと意識しなかったが、あとになってから気になり始めた。

 合理性をもって判断しようとするとストレスばかり感じて、意味が分からない内容。しかし、誰が死んだのか本当は分からない。生と死の反転。死を欲する者、死を恐れる者の混在。このような混乱こそが不気味で恐ろしい。
 それにしても、出てくる人物は皆よく食う。でっかいうなぎ、こんにゃくてんこ盛りの鍋、所狭しと並んだ朱塗りの碗。食べているということだけが生きている証拠なのだと言わんばかりに、生きている者たちは食欲全開で料理を口に運ぶ。

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佐分 利信

3.5清順ワールド

2014年7月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

ピストルオペラのほうが好きたけど、これも清順ワールドが楽しめる。
個人的にはもっと清順濃度が濃いほうが好み。

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佐ぶ

2.0独特の表現

2014年6月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

内田百間の「サラサーテの盤」を読んだ印象とは全く違った雰囲気で戸惑う。
「サラサーテの盤」は好きだったけど、映画については...うーん...わたしにはまだちょっと難しい。

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nanana828

5.0独創的映像美

2014年2月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

難しい

サラサーテの奏でるツィゴイネルワイゼンから、誰かの声が聞こえるが、それがどうしても聞き取れないという下りから、幻想的な物語は始まっていくが、これといって一本スジの通ったストーリーはないと言ってもよく、鈴木清順監督の独創的な映像感覚の迷宮に、ものの見事に迷い込んでしまった。
ありふれた物語の映画に見飽きた時、この映画を観るとカンフル剤になること間違いなし。

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ブーさん
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