「意外と面白かった」チ・ン・ピ・ラ(1984) Chisaさんの映画レビュー(感想・評価)
意外と面白かった
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兄弟のように仲がいいチンピラの洋一と道夫。
ヤクザの下でノミ屋をしながら、時間や上下関係に縛られることのない自由気ままな生活を楽しんでいたが、他の組とのトラブルでフルボッコにされ、自分たちの人生はこのままでいいのかと疑問を感じ始める。
そんなとき、若い洋一は組の幹部候補としてスカウトされて見習いになるが、既に三十歳になっていた道夫に声はかからず、二人は別々の道を歩み始める。
洋一の彼女が、組から預かっていたシャブを使い込んでいたことが発覚し、隠蔽するために残りのシャブを道夫に預ける(たぶん量が減っていることは道夫には内緒)。
しかし、洋一が抜けたノミ屋で大きなマイナスを出してしまった道夫が穴を埋めるためにシャブを売ってしまい、さらに回収に来た組長を刺してしまう。
八方ふさがりになった道夫を助けるため、洋一は組の全員を相手に大芝居を打つ。
今ドラマで「破門」を見ているんだけど、「破門」は大阪弁だというのもあって何を言ってるか全然聞き取れなくて、北村一輝様をただ眺めているだけw
この映画は台詞が聞き取れないところもないし、彼女が去ってしまったり愛人がついてこなかったりと恋愛事情もリアリティがあったし、30年前の映画だけどすごく面白かった!
最後の船長が組長と同じ人に見えて、「組長もグルの、足を洗う作戦だったのか?!」と思ったけど全然違ったみたいw
ラストは港のシーンで終わっても良かったなぁー。日本映画っぽい感じで。
でも超ハッピーエンドだったからスカッとする映画だった!
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