忠臣蔵 櫻花の巻・菊花の巻(1959)
劇場公開日 1959年1月15日
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2025年2月26日映画 #忠臣蔵 #櫻花の巻・#菊花の巻 (1959年)鑑賞前年に大映の『忠臣蔵』が大ヒットしたのを受け東映が総力を結集して製作#片岡千恵蔵、#市川右太衛門 の両御大を始め、#美空ひばり、#中村錦之助、#大友柳太朗、#大川橋蔵 ら東映スターが総出演昭和だなまだ生きてる人いるかな?
時代劇の東映が威信にかけて制作した定番の一つです。垣見五郎兵衛とか南部坂雪の別れとかお馴染みの逸話が入っていないところがやや不満ですが、当時のオールスターキャストで豪華絢爛、伝統的な王道時代劇です。美空先生に気を遣いすぎですけど、やっぱ千恵蔵、右太衛門両巨頭の存在感はスーパーヘビー級です。
単純
内蔵助は片岡千恵蔵、内匠頭は萬屋錦之介、吉良は進藤英太郎、その他東映のスターたちが顔を揃えており、脚本も大変だったでしょう。オーソドックスな忠臣蔵で、見せ場はすべて揃っている。3時間超なので当たり前か。
なんといっても片岡千恵蔵の大石内蔵助が迫力あった。ストーリー構成も浅野内匠頭(錦之助)切腹までが長い(全183分)。そして殿の刃傷の噂を聞いて追い腹した橋本平左衛門(月形龍之介)の娘おとく(美空)と岡野金右衛門(大川橋蔵)の祝言から吉良邸の図面を得るエピソードまで、中心人物が絞られる。特に美空ひばりは討ち入りのとき(吉良本人を確認するまで)活躍するのだ。 城などは本物志向だし、変な意味でリアルだったりする。お歯黒も印象的だ。ただ残念なことに市井の人々がほとんど出てこない・・・
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