忠臣蔵 櫻花の巻・菊花の巻(1959)のレビュー・感想・評価
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人気歌舞伎・時代劇スター大集合+美空ひばり
なんといっても片岡千恵蔵の大石内蔵助が迫力あった。ストーリー構成も浅野内匠頭(錦之助)切腹までが長い(全183分)。そして殿の刃傷の噂を聞いて追い腹した橋本平左衛門(月形龍之介)の娘おとく(美空)と岡野金右衛門(大川橋蔵)の祝言から吉良邸の図面を得るエピソードまで、中心人物が絞られる。特に美空ひばりは討ち入りのとき(吉良本人を確認するまで)活躍するのだ。
城などは本物志向だし、変な意味でリアルだったりする。お歯黒も印象的だ。ただ残念なことに市井の人々がほとんど出てこない・・・
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