劇場公開日 1985年11月23日

「意味がわからない」タンポポ やべっちさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0意味がわからない

2022年3月28日
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伊丹十三作品。

タンクローリーの運転手がラーメン屋の未亡人にラーメンづくりを教える話。

面白い映画を作りたいという意図が先走りすぎていて、奇抜というか、支離滅裂、意味のないシーンの多さたること。なんだったんこのシーンの連続。
映画の内容に関わる部分だけにしたら半分の上映時間になるのではなかろうか。

コロナ禍というのもあり、衛生観念的にも気持ち悪いシーンが多い。役者二人が、卵黄だけをキスで移しあうシーンは、まさに気持ち悪さの極地。しかも全く内容的に意味のないシーンという。

素晴らしい映画は、何十年経とうがぶれないが、この作品は時代に取り残された作品というか、今みるとだいぶ酷い作品。

役所広司、山崎努、渡辺謙、出ている役者は一品の二流映画といったところ。

やべっち