劇場公開日 1985年11月23日

タンポポのレビュー・感想・評価

全33件中、1~20件目を表示

3.0ラーメンブームの先駆け

2024年3月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

荻窪ラーメン取材、開業マニュアル。

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多様性男女平等自由主義、5名作4良作3いい作品なので他は2以下です。

2.0ラーメン話

2023年12月31日
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プライア

5.0映画のアミューズメントパークや‼️

2023年5月31日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

知的

萌える

呆れたのは、ケチな思い込みから劇場公開時から今まで観ようとしなかった事。
ラーメンが話の軸でわあるものの
食、食材をモチーフにコメディ、アクション、フランスルノアール風有りと、こりゃ映画ジャンルのアミューズメントパークじゃ無いだろうか⁉️
ラスト国が関係なく全ての人が生まれて最初に口にするだろう食べ物⁉️でくくる処など、
やられちまったね。

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too-ku-o

4.0ラーメンウェスタン?!

2023年3月2日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

伊丹十三監督10作品。4Kデジタルリマスター版で蘇る
本当にクリアな映像です。
日本映画専門チャンネルで放映され、録画して鑑賞しました。
確かに、映像は見違えるようです。

10作品すべてに出演する夫人だった宮本信子さんは
「4Kリマスター版は衣装を、新しい衣装に着替えて
「もう一度同じ映画を作ったような…………………
「今の時間、現在にいるような感じ」と語り、
「綺麗になって本当に良かった」と喜ぶ。

さて「タンポポ」ですが、
夫が亡くなり、残されたラーメン店は寂れるばかり。
ぬるい汁に延びた麺、活気もない店内。
そんな夫の死を引き摺るタンポポ(宮本信子)を、
立ち寄ったダンプカーの運転手ゴロー(山崎努)が、
惚れた弱みと、この店を行列の出来る有名店に変えてやる・・・
そんな侠気がゴローの胸を駆け抜ける。

まぁなんと贅沢な配役でしょう。
「トイストーリーの主人公のカウボーイ人形・ウッディ」
そっくりの扮装の山崎努。
山崎努の助手がなんと若き日の渡辺謙。
謎の白服の男が役所広司。
役所はこの映画のストーリーとなんの関係もない。
お色気担当の「セクシー番長」
今の渋い姿とは想像つかない水も滴るイケ面セクシー。
愛人の黒田福美とミッキー・ロークとキム・ベイシンガーの
「ナインハーフ」のオマージュ・シーンなど、エロ満載である。
・・・食は生きること、つまり生殖・・・

「自由に映画を撮る」とはこのことか?
そう思うほど、好き勝手を貫いている。
伊丹十三の映画は日本人らしさがぎっしりと詰まっているが、
元々は海外生活が長くコスモポリタン。
決してそれをひけらかさず、茶目っ気たっぷり。
奇想天外。

奥さんの宮本信子の才能を見抜いた慧眼。
宮本信子は伊丹十三の期待の2倍の糊代があった。
作品を追うごとに大化けして行く。

この作品「タンポポ」では可憐さが際立つ。
描写が結構に下世話な所も、楽しみのひとつ。
エンタメに徹しているから、
文句の付けようがないほど面白い。

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琥珀糖

4.5グルメウエスタン

2023年1月23日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ラーメン屋を女手一つで切り盛りしている主人公(宮本信子)、息子はいじめっ子に狙われている。
そこへ現れたのが食通のトラック運転手(山崎努)、この女将を不憫に思ったのか何かと助け船を出し、ついには一番のラーメン屋にすることを手伝うことに。
本編とは関係のない、映画ファンならではのシーンを織り込んで、ニヤリとさせながら話は進んでいく。
ゴロー、カムバック!

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いやよセブン

4.0「食文化とは」を考えさせられる伊丹十三からのメッセージ

2023年1月8日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

くたびれたラーメン屋を行列ができる店にするというストーリー。
しかし、この映画の本質は、伊丹十三が「食文化とは」を視聴者に考えさせるためのプロパガンダ映画である。

こどもや若者、頭の硬いやつが見る映画ではない。「意味がわからない、道徳的でない」となるだろう。視聴者レビューでもそういう意見がいくつか見つかる

映画の本ストーリーの随所に短いストーリーが挿入されるのだが、
食が持つとんでもなく官能でエログロなところ、食に関するマナーや常識非常識など、いろんなシチュエーションで、画面から匂いがするような庶民リアリズムが展開される。食とはこんなにエロティックで冒涜的でシリアスでユーモラスで、しかもそれが渾然一体したものだよ面白いよねとの伊丹十三からのメッセージである。年をとった今だからこの映画を愛しく思うのかもしれない。

ラストシーンがまたいい。そう、人間の食はおっぱいからはじまるのだ。

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くもくも

3.5伊丹十三の新作が観たい。

2022年11月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

ケンカのシーン。喧嘩を見ている人にだけカメラが寄って行く。
決して乱闘を見せない。やっぱり上手い!
なんで亡くなったのかなぁ。

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ペニーレイン

4.0今見ても十分楽しめる

2022年10月25日
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鑑賞方法:DVD/BD

友人に勧められて、あまりの面白さに一気に最後まで見終わったら、やっぱりラーメンが食いたくなって夜中にうろついたことがあります。昔は、深夜気軽に食べられるラーメン屋さんもなかったし、今ほど外食もしなかったので、ラーメンと言えば、自宅で作るインスタントくらいの認識でした。

この映画、ベースにあるのは「シェーン」なんかの西部劇で、男手の足りない農場・牧場を女手一つで切り盛りする未亡人を、風来坊がやってきて手伝い、形を作ってカッコよく去っていく、という良くある話を、現代の日本を舞台に、ラーメン屋の経営立て直しに当てはめてしまった「逆転の発想」の面白さがすべてでしょう。伊丹十三の作品に通底する面白さの、いちばんシンプルな骨格を形成する映画と言えるでしょう。

自分の奥さんなのに、宮本信子さんを綺麗に撮るんですよね。山崎努も役になりきっていてハマっているし、今や世界の渡辺謙なんか、舎弟みたいな扱いですし、いろいろ発見があって面白いです。

2018.9.4

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うそつきカモメ

2.0バブルが弾ける 日本は失われた40年が始まる。

2022年8月1日
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マサシ

4.5食のエンターテイメント

2022年7月31日
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Keita

5.0大時代なラーメン屋サクセスストーリー

2022年3月2日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

ひょんな事で出会った作品。

コミカルに描かれる懐かしい伊丹節。

脚色はあるでしょうが、ラーメン屋、テーブルマナー、服装、常識、当時の世の中の空気感を堪能できました。

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とんこつ

4.5コメディの裏側で

2021年10月12日
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因果

5.0【伊丹十三監督の、諧謔味溢れた、”食”をテーマにした傑作。メインストーリーの狭間のエロティックなサブストーリーも魅力的である。】

2021年1月11日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

楽しい

知的

幸せ

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NOBU

5.0生きることは食べること。目眩く人生喜劇

2020年9月10日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

幸せ

のっけから観客に話しかけてくる役所広司
ラーメンをこよなく愛する老人
ハットが世界一似合うトラック運転手、山崎努
夫亡き後ラーメン屋を継いだ素朴な未亡人たんぽぽ…
主要人物たちが力を合わせて最高のラーメン屋を作ることに尽力するという物語の軸に加え、所々展開される「食」にちなんだ珍事の数々…
ツッコミ所満載なのに、登場人物全員が大真面目。

映画の括りでみると滑稽だが、人生というものを遠目で見ると、案外こんな感じなのかもしれない。

そういった「人生=食べること」という営みが、伊丹十三という稀有なフィルターを通し、とてつもなく面白くて愛しい傑作となった

初めて伊丹監督の作品を鑑賞したが、物凄かった。こんな監督、日本どころか世界を見渡しても中々いない。
氏の他の作品も観たくなった。てか絶対観る

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柴左近

4.5食に纏わるエピソードの映画的光彩が放つ伊丹十三監督の演出手腕の素晴らしさ

2020年7月28日
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鑑賞方法:映画館

近年の日本食ブームが「和食」のユネスコ無形文化遺産登録に象徴されるように、日本独自の進化を遂げる食べ物が世界的に認知されています。特に庶民的でリーズナブルなラーメンは人気が高いようです。そのラーメンを始めとする日本の様々な食文化をシニカルに描いた鬼才伊丹十三監督の傑作が、35年前の今作です。前年の「お葬式」で監督デビューした伊丹十三氏については、名監督伊丹万作氏を父に持ち、「北京の55日」「ロード・ジム」など海外でも活躍する日本の俳優というほどの認識でした。ただ、これより5年前のことですが、フェデリコ・フェリーニ監督の「オーケストラ・リハーサル」ロードショー上映の三百人劇場で偶然お見かけしたことがあり、僭越ながら地味なイタリア映画も観る勉強熱心な方なのだと印象に持ちました。後に氏の経歴から、ヨーロッパ文化に造詣が深いバックグラウンドを備えた知識人と知って、今では浅薄な思い上がりと恥じています。

才人伊丹十三の第二作目。ラーメン屋再建を中心に様々な食文化のエピソードをオムニバス形式に構築した喜劇。そのセンスの良さ、異色の着眼が映画の勘どころを飲み込んでのユーモアが素晴らしい。日本の映画人で、こんな作品創れる人は他に誰もいない。ルイス・ブニュエルの「自由の幻想」に構成を真似て自由奔放に、中味はイタリア映画的庶民リアリズムの人間暴露で、全体としては各個性派俳優の絶え間ない競演と、多面的な光彩を放つ。餅をつまらせる大滝秀治の死と隣り合わせの食の危うさ。シリアスとユーモアの渾然一体では、井川比佐志のエピソードが凄い。妻の臨終に駆け付けチャーハンを作らせ、泣きながら食べる父子の姿。ヴィスコンティの「ベニスに死す」をもじる白いスーツの男役所広司の性と食の粘着したコラボレーション。牡蠣と卵の黄身の厭らしさ。そして、本筋の宮本信子を手助けする山崎努と渡辺謙のラーメンの拘り追求の面白さ。全編映画表現の粋と正確性で、多種多様な場面を食のテーマで繋げた画期的な日本映画の傑作品。こんなうまい映画を作った伊丹監督を、絶賛する。
 1986年1月21日  池袋東宝

公開当時は、処女作「お葬式」ほど評価されませんでした。日本食ブームで世界的に再評価されて当時の鬱憤が少しは解消されています。

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Gustav

5.0たんぽぽ

2020年6月29日
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超面白かった。
今著名な俳優さん達がチョイ役で出てるのも面白い。
海外でも評判良い作品らしいです。

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alextm

4.5Macaroni western set a traditiona...

2019年11月5日
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Macaroni western set a traditional ramen shop in the 80’s Japanese society. Lots of references to western movie legacies and caricatures to constricting Japanese conventions

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NB

3.5不思議な作品

2019年11月3日
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鑑賞方法:VOD

タイトルからは内容を全く想起できない作品だが、とりあえず役所広司がエロかっこいい。渡辺謙が若い。ホームレスたちが元気いっぱい。

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さすまー

4.0ラーメン食べたくなる映画

2019年7月20日
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炭水化物ダイエットしてる人は観ない方がいいです。
ラーメンでウエスタン映画をしてるんですが、広くは食や生きるがテーマの作品です。

約40年前の作品だから、役者もみんな若いし再発見を楽しめる作品でもありました。

宮本信子ほど普通の人を演じるのが上手い人はいませんね。

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BAININ

3.0あんまり面白くなかった印象が…

2019年6月23日
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あんまり面白くなかった印象が…

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もーさん